こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

NHK交響楽団 特別演奏会in福岡シンフォニーホール

2018-12-16 21:05:26 | コンサート
今日は、アクロス福岡シンフォニーホールで開催されたNHK交響楽団のコンサートに行ってきました。



曲はチャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」
指揮は、ウラディミール・フェドセーエフさん。

演奏を開始して早々。私は、スギテツさんのアルバム「スギテツブラボー!」の「くるみ割り『蝋人形の館』」を思い出し、笑いそうになってしまったのは、内緒です。
それ以降は、隅々まで神経のいき届いた、丁寧で濁りのない澄み渡った演奏に感動していました。

特に、主にタンバリンを演奏なさっていた打楽器の方が格好良く思えました。
もちろん!他の楽器の方々も素晴らしいのですが、本当に演奏のタイミングにどピッタリ合っているというか、こうでなくっちゃっていうか、所作も音も美しく、素敵でした。
お名前は存じ上げませんが、いい演奏をありがとうございました。

また、今回はマロさんがコンサートマスターだったようで、何となく知った方だと親しみもわきますね。
あと、オーボエは茂木さんだったのかなあ?座席は25列でしたが、何しろ眼鏡をかけて0.5の視力なもので見えづらくて分かりにくかったんですよ。
またお逢いできるでしょうか?

お土産は、やはりパーヴォ・ヤルヴィさん指揮のNHK交響楽団のCDです。パーヴォさんのは3枚出ているようですが、予算の関係で1枚だけ。
今日は聴けませんが、近いうちにじっくりと拝聴させていただきます。



拍手も多く、4回くらいはアンコールがあったかな?演奏はできなくても、それだけ指揮者とメンバーの方々が挨拶してくださって、嬉しかったです。
本当に、満足でした。ありがとうございます。

会場に到着する前にも、色々と遊んできたのですが、それは後日、書かせていただきます。
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『編集者ぶたぶた』矢崎存美

2018-12-11 20:03:51 | 読書感想
対人恐怖症気味の少女漫画家・千草は、人と会うのも話すのも苦手なため、担当編集の山崎とはまだ、電話とスカイプでしか話したことが無い。
そんな彼女が、山崎のすすめで書店まわりをしてみると・・・。

他にも、グルメライター志望の若松成久や小説家の湊礼一郎、高圧的な上司に疲れていた編集者の麻紀、電車内で小さな子どもを抱えて困っていた女性を助けたかほり、と、今回も様々な人々が、ぶたぶたさんに出逢ったのをきっかけに良い方向へと変わっていきます。

今回特に気に入り、気にもなったのが「文壇カフェ」
もしかして、矢崎さんの願望でもあるのでしょうか?
でも、下戸の方々もいらっしゃるのだから、必要ですよね。

そして毎回思うのが、本当に、ぶたぶたさんが理想的なカウンセラーだという事。
でも、時として、ぶたぶたさんご自身の心が心配になってしまいます。
どうか、無理なさいませんように。



写真は、今日買ってきた本です。
「編集者ぶたぶた」はもちろん、上田早夕里さんの「夢みる葦笛」大崎梢さんの「よっつ屋根の下」が入っています。
実は、「編集者ぶたぶた」以外は、単行本で読了済みです(^_^)
でも、推しなので購入。
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『花だより みをつくし料理帖 特別巻』高田郁

2018-12-07 19:38:47 | 読書感想
特別巻の今回、種市が澪に会いに行くために浅蜊佃煮を作って、大坂に向かおうとしたり、数馬の妻・乙緒が心身の変調時に、今は亡き姑手作りの岡太夫なるものを所望したり、野江が自分自身の夫選びについて、唐汁を思い出しつつ考えたりと、この物語の主要メンバーのその後が描かれていきます。

やはり中でも澪と源斉先生の事が気にかかっていたので、色々と辛い事がありつつも、それを乗り越えられた場面を読めて、何より嬉しく思いました。

多分、もう文章でこの続きは読めないのでしょうが、きっと皆が誠実に人生を歩んでいったと思えます。

あと、高田さんの眼の手術が、より良い方向に行きますように。素晴らしい世界をありがとうございます。
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『花咲小路三丁目北角のすばるちゃん』小路幸也

2018-12-05 19:48:07 | 読書感想
「花咲小路」シリーズの最新刊の舞台は駐車場。
しかも、そこのオーナーは、高校を出たばかりの少年・麦屋すばる。
この駐車場は、すばるの祖父が、近い将来たぶん一人になってしまうすばるが生きていけるようにと、自分の整備工場を潰して作ってくれたもので、そこにあるシトロエンのバンを改造して住居にしている。

何となく、これだけでワクワクしそうな設定ですよね。
その上、駐車場に停めた車のトランクから元同級生の女の子が現れたり、商店街の〈南龍〉の三千円以上のレシートを毎回持ってくる中年の男性がいたりと、なかなか不思議な出来事が続きます。

そんな日常の謎を、幼なじみの瑠夏や整備工場の従業員だった弦さん、そして、すばるの父と共に解き明かしていくこの物語。
ミステリでありながらかなりファンタジックで、人情味にもあふれる素敵な物語でした。
今回も、この街にの魅力的な人々に出逢えて嬉しかったです。
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コミックス『魔法使いの印刷所』(1)(2)原作・もちんち/作画・深山靖宙

2018-12-03 19:49:10 | アニメ・コミック・ゲーム
普通の女の子である紙山美香は、コミケ帰りにトラブルに巻き込まれ、剣と魔法の異世界へと跳んでしまう。
一計を案じた美香は、元の世界へと帰る転移魔法を探すため、魔導書の即売会「マジックマーケット」を立ち上げ、自らは何とかコピーのできる初歩魔法を身に付け、印刷所を切り盛りするようになった。

私自身はコミケに行った事はありませんが、参加者のノリはSF大会と似ていそうな気がしますので、懐かしく思えたりします。じゃなくて、日本SF大会も近場ならたまには行きたいです。

あと、2巻の登場人物(?)魔王サツィーコは、名前からして薄々思い当たるモデルがいるのですが、絵を見て「やっぱりー!」と納得の悪ノリでした。
ただ、2巻が1巻に比べて薄いのが残念でした。
続いているので、楽しみです。
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