興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

クラパン

2006-07-01 | 時代が見える四音節短縮語
 クラシックパンツの略。つまり、ふんどしのこと。
 テレビ (フジTV「ワッツ!?ニッポン」<7月1日>) によると、今銀座のデパートで、このクラパンが大人気とのこと。20代の男性も買っていくとのことである。

 日本人が日常的にふんどしをしなくなって、何年になるのだろう。洋服の普及とともにすたれてきたように思うので、半世紀をこえるかもしれない。
 このクラパン、ムレない、軽快であるなどのメリットはありそうだが、背広での外出時には小用のときなどちょっと困難がありそうである。

 買っていく人たちは、どういうときにはくのだろう。浴衣や甚平を着て、家や近隣で涼むにはたしかにいい。
 もしビジネスシーンでも浴衣、甚平姿がフツーなり、ビジネスマンが日常的にクラパンをはくようになれば、そのときこそ「クールビズが完成」したときである。
 そして、カバンの代わりに風呂敷を持とう。

2006.7.1