家内に駆り出されて、近くに借りている菜園を、少し耕してきました。
この日の作業は、トマトの畝とナスの畝の周囲をぐるっと掘り起こすこと。
後日ここに追肥を施すのだそうです。
長靴をはいた足をシャベルのヘラの肩にかけ、柄(え)を握った手に力をこめ、グイっと地面深く突き刺す。しかるのち、テコの力を利用して土を掘り起こす。この作業の繰り返しです。
途中、痛い、と思って軍手を取ってみると、左手のてのひらにマメができ、つぶれていました。
人生経験を経ないと面(つら)の皮が厚くならないように、農作業も実体験を重ねないと、手の皮も厚くならないようです。
後半、てのひらをかばいながら、すっかり汗になって、1時間ほどの作業を終えました。
トマト。まだ直径1センチくらい。
ナスは、花まで紫なのですね。
ナスの紫色はアントシアニン系の色素で、ナスニンというようです。
アントシアニンには抗酸化作用があり、動脈硬化や老化の予防にも効果があるといわれています。
ところで、このナス(水ナス)は苗で買ったのですが、その商品名は「水なす美男」でした。
「水も滴るいい男」という言葉を連想させる、なかなかおもしろいネーミングですね。
わたしも今年は、アントシアニン効果をねらって、せいぜいこの「水なす美男」を食べて、「水も滴るいい男」を目指そう。(ヾノ・∀・`)ムリムリ