最近ときどき、晩酌に ‘茶碗酒’ をしている。(写真)
茶碗酒は「猪口」や「ぐい飲み」で飲むより、酒の味がワンランク上がるような気がするからだ。
おそらく(お茶)茶碗で飲むと、あるまとまった量をくいっと一度に口に含むことができるからであろう。
「量も味の内」と言うではないか。(聞いたことないなァ)
ともあれ茶碗酒は、一人で気がねなく自分のペースで飲めるので、酒の味に集中できる、とは言えそうだ。
ところで、いちばん上の写真の、茶碗酒を載せたコースターは、長年親しくさせていただいている作家の方にいただいたポルトガル土産である。
分厚いコルクの表面に、陶器の装飾タイルが埋めこまれている。
コルクの厚さが1センチほどもあるので、ワイングラスを置いても猪口を置いても、コチッとやわらかく接触音を吸収してくれる。
気に入って、いつも晩酌に使っている。
(上の写真の酒は福岡県久留米市・池亀酒造の「池亀 純米吟醸無濾過 ひやおろし」。くせのない爽やかな味わいの酒でした)