「余白の創作ことわざ」 の第9回です。
不機嫌は甘えの内 ふきげんは あまえのうち
<意味>
社会生活の中で不機嫌な顔を露(あらわ)にする人は、周囲への気遣いに欠けた人であり、甘ったれの子供と変わらない。
<さらに一言>
テレビを見ていると、芸能人やスポーツ選手などの中に、‘不機嫌会見’‘不機嫌対応’ をする人を時折見かけます。
(取材者側が非礼だった場合もあるでしょうが)
一般社会においても、不機嫌顔で周りに余計な気を遣わせている人がいないでしょうか。(他人のこと言えないか・・・汗)
人間四六時中笑顔の人である必要はないし、立場上時に意図して厳しい顔を見せねばならない人もいるかもしれません。
しかし、やたらに不機嫌顔をさらすのは、社会人としては問題でしょう。
<もう一言>
人としてのあり方を説いた 「親父の小言 *」 の中に、 「朝きげんよくしろ」 という一項があります。(写真)
この親父の小言の数々は、どれも生活実感があってたいへん教えられますが、これなどその最たるものですね。
そのほかこの親父の小言には、 「恩は遠くからかへせ」 「人には馬鹿にされていろ」 などがあります。
まさに ‘人生の達人の言葉’ といえるでしょう。
「大酒は飲むな」 なんてのもあるなあ・・・。(再び汗)
* http://www.yamaju1.com/kogoto.htm