コスモスの花が、いま盛りである。
ここは近くの農家の畑。毎年ここにコスモスが咲く。
朝の8時くらい。みな太陽のほうを向いている。
これも「向日性」か。
ここの農家さん、知り合いなので、許可を得て少しいただいてきた。
午前中の陽光を背に活けてみた。
コスモスは、光のくるほうに向けてほしかったかもしれない。
コスモスの花が、いま盛りである。
ここは近くの農家の畑。毎年ここにコスモスが咲く。
朝の8時くらい。みな太陽のほうを向いている。
これも「向日性」か。
ここの農家さん、知り合いなので、許可を得て少しいただいてきた。
午前中の陽光を背に活けてみた。
コスモスは、光のくるほうに向けてほしかったかもしれない。
おとといの朝、わが家の菜園に、菜園管理者の家内に駆り出され、耕しに行ってきた。
わたしが耕したのは、上の写真の手前の畝。
今回は肥料(ようりん、牛糞、鶏糞)を先に畝の土の上にふりかけ、それを混ぜこむように耕してきた。
この畝はこのあと、苦土石灰(くどせっかい)でpH値をととのえ、11月中旬にタマネギを苗で植えるとのこと。収穫は来年6月ごろ。
タマネギは、和洋を問わずさまざまな煮物料理に使えるし、生でスライスして、他の野菜といっしょにサラダにしても美味しい。
わたしの大好きな野菜の一つである。
この左隣りの畝に、ツンツンとかすかに何本も伸びている細い苗は、ニンニクの芽。「平戸ニンニク」と「くまもんニンニク」である。
両方とも暖地向きのせいか、発芽率は100パーセント。来年の収穫が楽しみだ。
10月中旬の菜園の概観。
畝の上の白いおおいは、「防虫ネット」。
防虫ネットは、「無農薬栽培」には必需品である。農薬を使わない野菜は、虫たちにとっても美味しいのだろう。
家内によると、防虫ネットをかけると追肥や収穫のたびにネットをめくらねばならず、手間は倍以上かかるという。でも「収穫した野菜の安全と美味」には替えられないということだろう。
ネットが張ってあるため、中がよく見えないので、文字で以下ざっと説明しておこう。
いちばん手前の畝は、レタスとカリフラワー。その右の畝がハクサイと山東菜。
山東菜はハクサイの一種で、ハクサイよりやや黄みがかっており、肉厚でやわらかい。
漬物にするほか、生のままサラダにしてもいいし、茹でてお浸しにしても、炒めても煮ても美味しい。
ハクサイをアップ。ずいぶん大きくなってきた。
ハクサイと山東菜の畝の先(一つ上の写真)、ネットのないところにニンジンとカブ。(よく見えないが)
さらにその奥のネットの中には、ブロッコリーと、ここにもカリフラワー。
一方、写真には写っていないが、菜園の左手奥のほうのネットの中には、キャベツが力強く生育中である。
キャベツの防虫ネットをめくってみた。
大きくなって、実はもう食べ始めている。
この畝は、手前、中、奥と、時期を三段に分けて「ずらし植え」をしている。(奥のほうが遅植え)
ずらし植えをすることによって、収穫時期もずれ、長い期間収穫できる。
これはタケノコイモ(サトイモの一種)。
去年、できあがったタケノコイモを、やはり菜園をやっている知人からいただいて、たいへん美味しかったので、今年はわが家の菜園でも作ってみたのだ。
異常に暑かったこの夏、水不足のため葉がだいぶ枯れたが、なんとか持ちこたえてここまで大きくなった。
収穫は11月下旬になりそう。
このタケノコイモは、掘り出してからがおもしろい。茎と葉を少しつけたまま掘り出したタケノコイモを、大きく掘った別の穴に天地逆にして埋め、そのまま三週間ほど地中に置く。
すると熟成が進み、より旨くなるのだそうだ。
このための穴掘りに、わたしがまた駆り出されそう。
そのほか、菜園にはダイコン、ホウレンソウ、ミズナなども生育中。
秋ジャガの「アンデスレッド」も植えられている。でんぷん質の高い、ほくほくした美味しいジャガイモのようだ。
したがって食べる人を太らすことになる。うれしいような、うれしくないような・・・。
この写真のいちばん手前の畝に植わっているのはイチゴ。
イチゴは、今年は上手くできなかった。収穫は来年。はたしてこんどは成功するだろうか。
この菜園は近くの農家さんに家内が借りて、今年で5年になる。
菜園実行者の家内によると、なにより心がけてきたのは、上質な土作りだそうだ。
以下家内の言葉をまとめておこう。
「農閑期には米ぬかや堆肥、残滓(ざんし。野菜くず)、カルスnc-r(土壌改良剤)などを使い、微生物の力を借りて、健康な土作りを心がけてきました。
土に体力があると、野菜にも免疫力がつき、少々の虫にも、悪天候にも負けないと信じています」
免疫力のついた野菜は、人間の免疫力も高めてくれそうだ。
先週末、新潟県の弥彦まで一泊で行ってきた。母校の同期会に出席のためである。
宿は弥彦神社のすぐ前にある「四季の宿 みのや」。荷物を置いて、さっそく弥彦神社をお参りした。
弥彦に来たら新潟県出身者としては、まず何をおいてもここ越後一宮弥彦神社を参らねばなるまい。
弥彦神社参拝は10年ぶりである。拝殿に向かい、拝みながらこの10年いろいろなことがあったが、なんとか無事に過ごせたことを感謝し、これからの健康も祈念した。
今回集まった面々は12人、数十年ぶりに会う人もいて、「どこのおじいさん方だろう」と思わないでもなかったが、それを言ったらブーメランはこちらに戻ってくる。
人生の喜びも悲しみも、苦しみもたくさん味わってきたにちがいない友人たちは、人間の味と年輪を、容貌にも人柄にも刻みこんできたのである。
そんな仲間が笑顔で再会できた今回の同期会、この上なく楽しかった。
翌朝、露天風呂から見た弥彦山。紅葉が始まった山に朝日があたってほんとうにきれい。
前日から天候に恵まれ、秋の爽やかな風が通り過ぎていく。朝風呂の楽しみ、ここに極まれり、である。
ここ「みのや」さん、料理も美味しく、たいへんいい宿だった。
帰路、新幹線で飲もうと、東三条の駅で買ったビールとつまみ。
NHKのテレビ番組「呑み鉄本線日本旅」に出てくる六角精児の向こうを張って、「呑み鉄本線上越新幹線旅」をやってきた。
写真の「風味爽快ニシテ」は「新潟限定ビイル」とのこと。サッポロビールの生みの親は、新潟県人(中川清兵衛)なのだそうだ。
新潟県出身者としてはうれしいではないか。
今回の旅で買ってきたお土産は金物の町、三条市で作られた包丁と弥彦酒造の「泉流 弥彦」(普通酒)。
包丁は燕三条駅近くの燕三条地場産センターで、泉流 弥彦はみのやの向かいの酒屋「やよい」で買った。
同期会の思い出にひたりながら、ゆっくり飲むことにしよう。
知り合いの農家さんから、今年も栗をいただいた。
いつものように実がパンパンに入って、ホクホクと甘い秋の恵みである。
わが家の菜園で穫れた落花生、サツマイモに加え、今週は間をおかずこの栗が食卓に登場した。
‟腹(はら)太らせ三役” そろい踏み。体組成計からスマホに送られてくる体重グラフは、てきめん右肩上がりに転じた。
これはヤバい。11月末にはさらに、タケノコイモ(サトイモの一種)とジャガイモ(秋ジャガ)というでん粉系の大物が、菜園からやってくる。
気をつけねば・・食い過ぎに。
わが家の菜園から、一部を収穫してきた落花生とサツマイモ。
今年は落花生は豊作。サツマイモもまずまずだ。
菜飯(なめし)。
間引きしたダイコンの葉で作るまぜご飯。
ダイコンの葉を茹でて水気を切り、塩で軽くもんでみじん切りにし、ごま油とともに、昆布を入れて炊いたご飯にまぜる。
これがことのほか美味しい。(炒りゴマを入れるとさらに美味しい)
わたしが小さいころ育った新潟では、「怠け者」のことを「のめし」と言った。(「のめしこき」とも)
わたしが菜飯を食べている姿は、「のめし、なめしを食らう」図である。
菜飯と、塩を少しふった茹で落花生で、昼飲み。(またかい)
味噌汁には、さいの目に切ったサツマイモが入っている。