興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

落葉林に里桜

2021-02-26 | 随感・偶感・歳時感

引き続き散歩道対岸の河津桜の話題です。(またかい)

「掃き溜めに鶴」というわけではありませんが、冬場の地味な色合いの林の中にピンクの花を咲かせた河津桜は、

 落葉林に里桜 (らくようりんに さとざくら)

といったところでしょうか。

「里桜」というのは、「オオシマザクラに由来する桜の園芸品種の総称」。(デジタル大辞林)
「河津桜」は「日本固有種のオオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑から生まれた日本原産の栽培品種のサクラ」(ウィキペディア)とのことです。

 

 


  

河津桜の近くまで行ってみると、まだ花はほとんど散っていませんが、花の下の葉が大きくなってきています。

花が散ったら、次のステップとして急に「葉桜」になるわけでなく、桜は満開のうちに葉桜を準備しているのですね。

仕事でも人生でも、できれば先を見越してアレコレ準備しておきたいものですが、これがなかなかむずかしい。


ようやく春の到来

2021-02-22 | 季節の移ろい

きのうからグッと暖かい日になりました。

わが家の梅も、きのう開花。

去年より3日遅い開花です。(過去のブログ記事を見ると分かる)

 

 

 

散歩道対岸の河津桜は満開。

これも昨年とほぼ同じペースです。

去年のブログを見ると、去年のほうが花の赤みが濃いようにも思います。
(去年はデジタルカメラで撮って、今年はスマホのカメラで撮ったせいかも)


ようやく春の到来です。

幸せの河津桜 - 興趣つきぬ日々 (goo.ne.jp)


粋な計らい

2021-02-17 | 散歩、時々旅

散歩道の対岸の河津桜は、7分咲きとなりました。(16日)

 

 

 



ここから先は市営の広い墓園。

遊歩道わきのこの柵の扉はいつも閉まっていて、2~300メートル離れた正門か裏門に、グルっとまわらなければ、墓園の中には入れないのですが、ここ数か月ずっとこの扉は開いています。

入口に説明板があって、「運動(散歩)のため利用する人が増えているので、新型コロナが落ち着くまでこの門を開放します」と書いてあります。

中にはところどころに屋根付きの東屋があり、トイレも数か所あり、車道もないので、たしかにゆっくり散策することができます。

前例を優先させがちな行政も、たまには粋な計らいをするものですね。

 

 

中に入って、間近で撮った河津桜。

写真の下部にメジロが写っています。

 

 

   

メジロは枝にとまってもすぐに飛び立ち、また別の枝にとまりに来る。
動きがせわしなくて、ねらって撮れないので、スマホを枝のほうに向けて、えいやっとシャッターを押すと、写っていました。

 

 

   

これは別な角度から。

このメジロ、こちらを見ているようにも見える。

 

 




墓園から見た富士山です。


小さい春見つけた

2021-02-08 | 季節の移ろい

土手の散歩道から見える対岸の河津桜が、ほころび始めました。

遠くからはよく見えませんが・・

 

 

 



近寄ってみると、チラホラと。

小さい春見つけた、といったところです。

ソメイヨシノよりひと月半ほど早い開花ですね。

この河津桜、あと10日もすれば満開となるでしょう。

 

 

 

後ろの丘に上ってふり向いて見ると、町が見えます。

きょうはちょっと冷え込みましたが、明後日から暖かくなるという今朝の予報。
町にもいよいよ春がやってきます。

 ↓ 去年この河津桜を取り上げた記事です。ご参考まで。
幸せの河津桜 - 興趣つきぬ日々 (goo.ne.jp)


指のアンチエイジング

2021-02-03 | My Favorite Things

新しい箸を買いました。(上の写真の下)

岩手の斧折樺(おのおれかんば)という、堅い梓(あずさ)の木で作った「五角ばし」です。

岩手県二戸市の「プラム工芸」製ですが、9年ほど前にもここの斧折樺の「孫の手」を買って、それがとても良かったので、箸も買うことにしたのです。

これまで使っていた箸(上の写真の上)は、太くて重くて、つまんだオカズを落としてしまうこともありました。

今度の箸は細めで持ちやすく、重過ぎず、とても気に入りました。

 

 


  

「五角ばし」と銘打っているごとく、五角形の箸です。

五角形なので、にぎってすべりにくく、手になじむ。

 

 


    

箸の先まで五角形。

これで麺類もツルツルすべらず、つかみやすい。

 

 

   

前の箸と比べてかなり細いのは、斧折樺が材質としてかなり堅いからにちがいありません。

困ってしまうのは、まだ慣れないせいか、ときどき家内が菜箸と間違えて、使ってしまうことです。

 

 


 

上に、前の箸だとつまんだオカズを落としてしまうと書きましたが、それは箸のせいではなく歳のせいかもしれません。最近指がときどきこわばってしまうのです。

そこで指の訓練用にと思い、百円ショップから ‘ハンドグリップボール’ を買ってきました。(赤い球。黄色は前から持っていたゴルフボール)

箸を使いすぎると食べすぎるので、意識してハンドグリップボールをにぎり、指のアンチエイジングを始めようか。

痒いところに - 興趣つきぬ日々 (goo.ne.jp)