興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

菜園も年越し

2021-12-24 | 菜園の四季

今朝、菜園のエンドウマメの畝に、防寒用の不織布を掛けに行ってきました。

このエンドウマメは、今30センチほどの大きさになりましたが、すでに直接ワラをかぶせ、風よけのため周囲を不織布で囲っています。

きょうの不織布掛けで、二重の不織布囲いをしたことになります。(写真)

エンドウマメは冬の寒さのなか花芽をつけ、来年の初夏に実を付ける2年越しの野菜なのですね。


 

 

  

これはニンニクの畝。これも年を越して、来年収穫する野菜です。

 

 

  

これはタマネギ。これも同じく冬を越させて、来年初夏に収穫します。

ニンニクもタマネギも去年は不作でしたが、今年は順調に育っています。


そのほかわが家の菜園では今、来年のための土づくりをしています。
収穫の終わった畝を耕したり、収穫時に出た野菜くずを穴を掘って埋めたり・・・。

菜園は、年越し作業の真っ最中です。

もっとも、わたしは菜園管理者の家内の指示に従って、ちょこちょこウロウロ形ばかり手伝っているだけですが・・・。(食べるときは一丁前)

 

 

 

   

このところぐっと寒くなって、今朝、陽が当たる前の畑には霜が降りていました。

予報によると、明日から明後日にかけて本格的な寒波がやってきます。霜柱はさらに大きく育つことでしょう。


柚子さまざま

2021-12-19 | 季節の移ろい

近所の家の塀越しに見える鬼柚子。

ばかにデカい!
直径が15センチはありそう。

顔も恐い!
獅子柚子ともいい、このように獅子だの鬼だのと呼ばれているのは、この迫力ある外見のせいでしょう。

 

 

 

   

これはわが家の柚子。
花柚子という種類で、大きさはゴルフボールくらい。可愛い柚子です。

去年はたまたま、花柚子より少し大きい「本柚子」を、知り合いからもらいました。
香りも酸味も花柚子より濃い感じがしました。
柚子にもさまざまな種類があるのですね。


わが家では花柚子を、焼魚やフライに絞ったり、薄い輪切りにして蜂蜜に漬け、少しずつ熱湯で薄めて飲んだりしています。

冬至には、風呂に入れて柚湯に。

俳句歳時記を見ると、柚湯は「息災を祈るまじない」とありましたが、単なるまじないではなく、飲み物にしてもお風呂にしても、「体を温める」ことは健康にいいにちがいありません、とくに冬場は。

今年の冬至は、今週の22日です。


力まずに季節の装いを

2021-12-08 | 随感・偶感・歳時感

木の腹に穴が開いていました。

向こう側が見えます。

 

 

 

 

反対がから見ると、こうなっている。

この木となら、腹を割って話せそう。

実はこの木、春には真っ白な花をたっぷり咲かせるハナモモの木です。

幹にひび割れのあるいわば老木ですが、それを気に病むでもなく(アタリマエダ)、頑張ってやっているというのでもなく、力まず淡々と、年々歳々季節の装いを見せてくれるところがスバラシイ。

あちこちにガタが来ているわたしも見習わねば・・。

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