ここは妙音沢緑地と呼ばれ、一帯が左右2~300メートルにわたり斜面林におおわれているところ。
もともとは武蔵野台地の断層面が地表に表出した場所で、斜面の下部には湧水が湧き出ている。(妙音沢の湧き水)
この斜面林は基本的に立入禁止なのだが、中央部に一筋、70数段のゆるやかな登り道がある。最近わたしは、ここを自分のウオーキングコースの一つに加えている。
(登り道コースはもう一つ、近くの墓園のなかにもある)
なぜなら登り道(下り道)は平地にくらべ、筋力トレーニング(筋トレ)効果が高く、腹の出っぱりを引っ込めるのに役立つと考えたからである。
体脂肪、とくに内臓にしつこくまとわりついた内臓脂肪は、筋トレなどの運動をしないと容易には取れないと聞いたことがある。
この斜面林は人の手の入っていない雑木林だ。登っていくと野鳥の鳴き声につつまれ、心地よい。
ところで、2か月ほど前にこれまで長く使っていた体組成計の表示が突然出なくなり、やむなく新しいのに買い替えた。
この体組成計でわたしは今、「体重」と「BMI」よりも、「内臓脂肪レベル」と「体脂肪率」に着目している。
「腹の出っぱりを引っ込める」ためだけでなく、ネット情報などによると、体の中の脂肪量を減らすのに加えて、「除脂肪体重」(脂肪を除く筋肉や骨、臓器、水)を増やせば、広く健康とアンチエイジングに好影響をもたらすとされているからだ。
「除脂肪体重」は40代半ばを過ぎると、高齢化に向かってどんどん減っていくそうである。筋トレなどの運動によって筋肉を増やし、骨を丈夫にしていけば、老化スピードを鈍化させることが可能というわけだ。
この「除脂肪体重を増やすことの効果」については、わたしが ‘登り道ウオーキング’ の成果を実感できたときに、また取り上げたい。
この体組成計によれば、わたしの今朝の内臓脂肪レベルは12.0(やや過剰)、体脂肪率は20.0(+<プラス>標準)。
いずれも心配するレベルではないようだが、ふだんとくにこれといったスポーツもやっていないので、これからの生活の質をできるだけ落とさないという意味でも、ウオーキングや筋トレなどを、無理せずに続けていきたい。
2021.4.22