興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

日々の感懐と感動を

2019-12-29 | 随感・偶感・歳時感

きのう、家の近くの公民館から見た富士山です。

麗峰富士は、なぜか存在するだけで美しい。思わず写真を撮ってしまいました。
雪も7合目か6合目まで積もっていそうです。

この日の富士山、ここから200キロ近くも離れているのに、クッキリ見えていました。
今の時季、スッキリと空気が澄んでいるからかもしれません。

今年はこれで最後の投稿となります。
本年も拙ブログにおいでいただき、ありがとうございました。

来年もささやかながら日々の感懐と感動を、できればクッキリ、スッキリと綴ってまいりたく、変わりませずご高覧のほどよろしくお願い申し上げます。


冬の薔薇

2019-12-24 | 随感・偶感・歳時感

わが家の冬枯れの庭に今、薔薇が咲いています。

上の写真はプレイボーイ。

 



   

オーギュスティーヌ・ギノワッソー。

 



    

緑光。

寒さを物ともせず凛として咲くりりしい姿か、それとも暖冬のくるい咲きか。

それはやはり、薔薇たちの凛とした Will power(意志の力)の発露でしょう。
初夏に咲く薔薇たちとは、またちがった美しさがあります。

 

 

     

同じ庭の銀杏の木も、黄葉真っ盛りです。


カッときたら ひと呼吸

2019-12-18 | チラッと世相観察

ここは田端駅北口を出たところです。

金色の女性像は、いつもは服を着ていなかったように思うのですが、昨日はサンタクロース服を着ていました。

空気の冷たい師走、暖かそうでよかったよかった。

肩から斜めに掛けたたすきには、「ありがとう 笑顔でかわす 良いマナー」と書いてありました。
(何のことかな)と思ってネットで調べてみると、交通安全の標語のようです。
「あおり運転」なども、来年こそなくなってほしいものですね。

そこでわたしも交通安全標語を一つ。
「カッときたら ひと呼吸。 あおり運転 恥ずかしい」

 


     

11月初めに、いっしょに福島県に行った友人たちと、田端の初恋屋で忘年会。

 


   

美味しい魚をいただいてきました。

*写真協力:Y.T.氏。


柚子の収穫

2019-12-15 | 季節の移ろい

わが家の庭に生っている柚子を収穫しました。

 

 


   

今年は豊作です。

「桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年」ともいわれるように、柚子は植えてから実がなるまでに、たいへん長い時間がかります。

わが家の柚子は30数年前に鉢植えで買ったもので、そのときすでに実が一つついていました。
植えてから何年経つ木だったのかはわかりません。小さな木だったので、たぶん18年は経ってなかったでしょう。

『故事俗信 ことわざ大辞典 第二版(北村孝一・監修/小学館)を見ると、「桃栗三年柿八年」で載っていて、「柚子の大馬鹿十八年」はあとについていませんでしたが、その説明の下の<補説>のなかに、「桃栗三年柿八年」のあとに続く言葉として、「柚(ゆず)は九年の花盛り」がありました。
いずれにしても長い年数がかかるとはいえそうです。(大事に食べねば)

 

 



   

これは同じに庭に生っているマイヤーレモン。 これも豊作です。

マイヤーレモンは、オレンジとレモンをかけ合わせたもの。酸味が強すぎず甘味があります。

 

 

 

   

これは温州ミカン。今年は不作。

 



   

これは普通のレモン。不作です。

以上、わが家の柑橘類たちの現状報告です。


晩秋の野菜たち

2019-12-09 | 菜園の四季

12月ももう9日、すっかり冷え込んできました。
朝、手袋をはめないで散歩に出ると、手が冷たくて耐えられないくらいです。

農家の畑も露地物の野菜は、見るところニンジン以外はほとんど終わったようです。(上)


 

 

    

これは家内が近所に借りている菜園。

ここも今年の収穫は終わりかけています。

今残っているのは、家内に聞くと、九条ネギ、ブロッコリー、ハクサイ、ダイコン、ゴボウなどに、来年収穫用のタマネギ、ニンニク。
白いネット(防寒、防鳥用)には、ホウレンソウ、コマツナ、レタス、キャベツなど、とのこと。(結構あるなあ)

 

 

 

九条ネギの手前にあるのは、先日わたしが掘った野菜屑を捨てるための穴。

わたしも菜園の作業をすることはあるのです。(ごくごくたまに力仕事だけ)


新しいウォーキングシューズ

2019-12-03 | My Favorite Things

先月、スポーツ用品店で、ウォーキングシューズを買いました。
20年ほど前に買ったスニーカーの、底のゴムがはがれてきたからです。(使い切ったのでなく、単なる経時劣化)

自宅から小一時間も歩いて、そのスポーツ用品店にやっとたどり着き、「スニーカーがほしいんですけど」と入り口近くにいた若い男性店員に聞くと、「スニーカーはありません」というニベもない返事。

(大きなスポーツ用品店なのに、なんでないのかなあ)
と思ってよく聞いてみると、その店では、「スニーカー」というジャンルでは靴を売ってなかったのです。

広い店内は、野球、サッカー、テニス、卓球などと売り場(ブース)が分かれていて、靴といってもそれぞれのスポーツに適した靴があり、一般的呼称であるスニーカーはない、ということのようでした。
(時代はスポーツ音痴おじさんをおいていくノダ)

結局、「ジョギング用のシューズ売り場で聞いてみてください」とのことで、行ってみると、そこの店員さんはたいへん丁寧でした。

「クッションの効いたものを」というわたしの要望を入れ、いくつか候補をあげてくれ、何足も試し履きさせてくれたのです。
さらに、靴の上からわたしの足の指先を念入りに触ってくれたので、おかげさまでぴったりしたものを買うことができました。(写真)

これなら、わたしでも100メートル9秒台は出せそう。(まさか)

ただ一点、少し後悔しているのは、この靴を買った日、わたしは夏用の薄い靴下をはいていったことです。
今の時季の、秋・冬用の厚いめの靴下をはくと、ややきつい。

はき潰したら、次回はもう0.5センチ大きいのを買おうかな。(はたしてその時はやってくるか)