興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

ヒヨドリは家族

2024-03-29 | 季節の移ろい

わが家の庭の ‘野菜くず捨て場’ にやってきたヒヨドリ。
少し警戒しながら、菜園で穫れたキャベツをついばんでいた。

部屋の中からガラス戸越しにそっと、アップで撮った写真である。

 

 

 


   

このヒヨくん、時折首を上に上げる。

食べたものをのみ込んでいるのか、旨え~と感嘆の声を上げているのか。

春キャベツは柔らかいし、これは無農薬だし、美味しいと思っているにちがいない。

韓国語に、「家族」を表す식구(シク)という言葉がある。
漢字で表すと「食口」。

同じ家に住み、寝食を共にする(同じものを食べる)メンバーであれば、「食口」と言っていいようだ。

これと同じキャベツの中心部は、わが家で食べた。このヒヨドリは家族である。

ヒヨくん、“口減らし” などしないから、安心しな。


ふらり街中カジュアル散歩

2024-03-21 | 散歩、時々旅

新しいウオーキングシューズを買った。

白い帯を靴の下部にぐるりとめぐらせ、白い靴ひもを使ったシンプルなデザイン。

これは「幸せへのまわり道」というアメリカ映画のなかで、主人公を演じたトム・ハンクスがはいていた靴と同じデザインだ。

「あの靴いいなぁ」
と思い、似たものを探して、この三か月ほど、外出のついでに靴チェーン店やデパートなどをあちこち見てまわった。

しかし、思い通りのものを、なかなか見つけることができなかった。

ところが先日、期待せず入ったスーパー兼ホームセンターで、たまたま見つけたのが上の靴である。

ただトム・ハンクスの靴が、たしか濃紺だったのに対し、これはグリーンで期待通りのものではない。
でも、これはこれでいい色だし、まあいいかと思いなおした。

 

 

 

   

これは長くて細いわたしの足。(写っている範囲がせまくて、長いか細いか分からん)

 

 

 

   

着脱時、靴ひもを解いたり結んだりするのが煩わしいので、靴ひもの上部を緩めに結び、小さい靴ベラをポシェットに入れて持ち歩くことにした。

この靴は運動靴風ではなく、カジュアルでありながらすっきりとしたデザインなので、都心部でも歩けそうである。

東京下町散歩、都内路線バスの旅、博物館・美術館巡りに寺社巡り・・街中(まちなか)にはいろいろ楽しいところがありそうだ。

“酒場放浪” なんてのもいいなぁ。(カネのかからんところを頼んます)


*映画「幸せへのまわり道」
  幸せへのまわり道 : フォトギャラリー 画像 - 映画.com (eiga.com)


花の季節が始まる

2024-03-17 | 季節の移ろい

わが家の花壇にラッパ水仙が咲いた。

真ん中の二つは一週間ほど前に咲いたのに、まだぜんぜんしおれていない。

スイセンは長持ちする花だったのだ。

 

 


   

花壇にはほかにもいろいろな花が、日々大きくなっている。

チューリップはまだ背が低いのに、葉の中にもう花の蕾を抱えている。

このあと一気に伸びて開花するのか、それともこういう種類なのか、楽しみに見ていこう。

きょうは彼岸の入り。本格的な花の季節が始まる。


菜園の春はもうすぐ

2024-03-11 | 菜園の四季

今朝も、わが家の菜園を耕しに行ってきた。

上の写真は4月にタケノコイモを植える畝。ここを耕すのは今年になって3回目である。

1回目は2月中旬。石灰を入れて耕した。2回目は今月初め、有機肥料を入れて耕した。
3回目のきょうは、シャベルを深く差し込み、土をより深く掘り起こす作業。

 

 

 

   

まずシャベルの肩に長靴を履いた足をかけ、グイッと足に力を込め、シャベルを地中に深く押し込む。

そのあと柄を手前に引きつつ土を掘り起こし、シャベルに付いた土を振り落としながら引き抜く。
これをくり返す。

シャベルを1回差し込み、引き抜く分の土が、どうしても少ないので、なかなかはかどらない。

しかし、しょせん家庭菜園。耕運機などの機械作業はできない。手作業(足作業)でひと堀ひと堀やっていくしかない。
歩みはのろくても、より深く耕すにはこれがいちばん確実。

きょうは落花生を植えるもう一畝も、同じように耕し、一時間半ほどの作業であった。
ああ、疲れた。

秋には美味しいタケノコイモと落花生にありつける。

 

 

 

   

わたしが耕しているときに、別の畝に家内が植えたブロッコリーと夏用のキャベツとレタスの苗。

苗は家で種から育てた。

 

 

 

   

これはレタスの苗。今朝の寒さの中、幼い苗を見ると、まだ心もとない気もする。

このあとこの上に、寒さよけの不織布のトンネル(おおい)をかけた。

元気に育ってよ。夏にはシーザーサラダドレッシングを買って、待ってるからね~。

 

 

 

   

それにしても、きょうは冷たい朝であった。霜が降りて、畝の日陰部分には氷が残っていた。

今年は暖冬と言われながら、3月中旬に入っても朝方はまだ寒い。‘寒春’ である。

でも、予報では、週明けには春らしい春がやってきそうだ。


ちらし寿司祭り

2024-03-04 | 美酒・美味探訪

きのうは雛祭りで、ちらし寿司。

もう娘も巣立って雛人形も花も、何も飾らないが、ちらし寿司は健在。

3月3日はわが家では ‘ちらし寿司祭り’。

わたしはちらし寿司だけでなく、握りも巻き寿司も、いなりも、寿司が大好きである。

 

 

 

    

きのうは中トロを奮発。白酒のかわりにビールと日本酒。

美味しいものがあれば、いつでも祭りである。

わたしの太腹にとっては、悔やんでも、あとの祭り。