今朝早く、菜園のひと畝を耕してきた。
早朝にもかかわらず、きょうも蒸し暑い暑さ。今年の夏はいったいどうなっているんだっ。(と怒ってもしょうがない)
いくら暑くても、畑の夏の収穫物の片づけと、秋の準備、畝の土作り、その季節その季節の毎日の地道な作業は、休みなく続けていかねばならないのだ。
きょう耕したこの畝は、イチゴが植わっていたところ。このあとは9月に入ったらレタスを植える予定。(今年、イチゴは失敗でした)
菜園は、すでにハクサイやカリフラワーなどの、秋野菜用のマルチを張り終えている。
わたしの耕作者としての作業スタイルは、例によって「がに股耕法」。(一般に通用する用語ではありません。わたしの体形からくる家族内用語。念のため)
足を大きく開き、腰をぐっと落として鍬を振り下ろすやり方。見た目にはカッコ悪いが、力も入れやすく、ギックリ腰も避けられそう。
「菜園作業には、夏休みや冬休みはないの?」
と菜園管理者の家内に聞くと、
「ない!」
とにべもない返事。
「冬は寒中耕起もあるし」
「・・・・・」
寒中耕起とは真冬に畝を深く掘り起こし、地中の土を冷たい寒風にさらす作業。
寒風にさらされた土は、夜に凍って日中の陽に当たると溶ける。これを繰り返すと土はやわらかさと通気性を増す。害虫の卵や病原菌の駆除もなる。
菜園には年中休みがない、といっても、われわれは結局素人菜園。野菜を育て出荷しているプロの農家さんは、ほんとうに大変だと思う。
ついでに言っておくと、にべもない返事をする家内は、熱中症予防にわたしが畑で飲む梅酢入りの水を、前日から作って、冷凍庫で凍らせておいてくれたり、首に巻く冷凍保冷剤を準備してくれたり、さまざま気を遣ってくれている。(と一応言っておこう)
菜園から汗だくで帰ってきて、家で浴びるシャワーはまた格別である。
菜園に行く途中の生垣にいる生垣だるま。剪定が終わってスッキリ、ハンサムになった。