4月中旬、わが家の菜園の景観。
この冬は暖冬といわれながらも、3月が思いのほか寒かったせいか、全体に生育が遅れている。
今育っている野菜は以下の通り。
タマネギ、ニンニク、キャベツ、ジャガイモ、タケノコイモ、レタス、ブロッコリー、
ニンジン、シュンギク、インゲン、グリンピース、生姜、イチゴなど。
菜園での今の作業は、これから植えるトマトやキュウリなどの苗のため、鍬やシャベルで畝を耕したり、土をほぐして肥料を混ぜこんだりの畝作り。
わたしが菜園管理者の家内に駆り出されるのは、おもにこの畝作りのためである。
これは4月末から菜園に植える苗。苗屋さんからから買ったもの。
自宅のベランダで、菜園デビューを待っている。
よく見ると、苗のネーミングとキャッチフレーズがおもしろい。
以下に紹介しておこう。
<トマト>
・こいあじ 甘さ、うま味、酸っぱさ、どれもが濃い!
・病気に強い ぜいたくトマト 濃厚な甘さ、なめらかな食感
・接ぎ木大玉 ホーム桃太郎
・麗夏 病気に強いこだわりの品種
<ミニトマト>
・純あま デザート感覚の甘さ!
・純あまオレンジ 格別な甘さのオレンジミニ!
(ことしはトマトの種類を増やしている)
<ナス>
・筑陽 (これはキャッチフレーズなし。定番の品種か)
<キュウリ>
・シャキット シャキッとした歯ごたえがうまい
・Vロード 抜群のつるもちで高秀品率・多収! (つるもち―生長段階で蔓が周囲にたくましく絡まるという意味か)
<ピーマン>
・京鈴 果形の乱れが少なく秀品率が高い
いずれも夏収穫に向けての野菜である。
名前にしても宣伝文句にしても、苗屋さんの懸命な営業努力が伝わってくるではないか。
このほかに、これからサツマイモ、落花生、小玉スイカなどを植える。
わが家の菜園は今、初夏から夏に向かっている。