先日千葉方面に行ったとき、つくばエクスプレス南流山駅内で見たポスター。
「階段を上り下りする時に使うエネルギーは、スクワットなどのトレーニングをした時と同じです。
日々のトレーニング代わりに、階段を使ってみませんか?」
と、ポスター下部に書いてある。
これは単なる ‘筋トレのすすめ’ ではなく、混んでるエスカレーターから空(す)いている階段へ、乗降客を少しでも誘導したいという意図があるのだろう。
「混雑時は階段も使ってください」などと、事務的かつ指示口調で表現するより気が利いている、といえないこともない。
これを見て思い出したのは、バスや電車を待つあいだに立ったままでできる筋トレ “その場かかと上げ” だ。
その場でかかと(踵)をゆっくり上げ下げし、これを何回もくり返す。(疲れない範囲で)
途中、逆につま先を上げる(片足ずつ)。これもくり返す。
そうすると、第二の心臓ともいわれる「ふくらはぎ」を刺激し、全身の血流を改善できるという。
また、これを習慣化すると、全身の筋肉を鍛えることにもなり、ダイエットにも役立つ。(とどこかの健康雑誌か本で読んだ)
いいことずくめではないか。しかも空き時間の活用にもなる。
周りに迷惑をかけるわけでもないので、わたしもバス停でときどきやっている。(習慣にはなっていないが)
ただ、仮にこれを駅のポスターに載せても、階段への ‘乗客誘導効果’ はない。