*(ソウル、景福宮興禮門の守門将<衛兵>。本記事とは関係ありません)
今回は「余白の創作ことわざ」の第4回です。
凡楽 ぼんらく
<意味>
背伸びしてまで非凡を気どらず、凡人であることに安(やす)んじていれば自分も周りも楽(らく)だ。
また、毎日の平凡な暮らしを楽しむところにこそ幸せがある。
<さらに一言>
貧楽(ひんらく)という言葉があります。 広辞苑によると、「貧乏なために、心労が少なく気楽であること」とあります。
凡楽はこれを少しもじったものです。
負け惜しみ、開き直りといわれればその通り。 人生、負け惜しみ、開き直りも大切だとは思いませんか。
<もう一言>
実は、自分を凡人と悟ること、それ自体が非凡なことなのかもしれません。
*「余白の創作ことわざ」は毎月月初めに掲載します。