興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

凡楽

2010-03-31 | 余白の創作ことわざ

*(ソウル、景福宮興禮門の守門将<衛兵>。本記事とは関係ありません)

今回は「余白の創作ことわざ」の第4回です。

凡楽   ぼんらく

<意味>
背伸びしてまで非凡を気どらず、凡人であることに安(やす)んじていれば自分も周りも楽(らく)だ。
また、毎日の平凡な暮らしを楽しむところにこそ幸せがある。

<さらに一言>
貧楽(ひんらく)という言葉があります。 広辞苑によると、「貧乏なために、心労が少なく気楽であること」とあります。
凡楽はこれを少しもじったものです。

負け惜しみ、開き直りといわれればその通り。 人生、負け惜しみ、開き直りも大切だとは思いませんか。

<もう一言>
実は、自分を凡人と悟ること、それ自体が非凡なことなのかもしれません。


*「余白の創作ことわざ」は毎月月初めに掲載します。


北千住夕景

2010-03-27 | 散歩、時々旅

灯が点り始めた北千住の 「毎日通り飲食店街」。

呑ん兵衛(わたし)にとっては、「幸せは、この道の先にある」 という景観ですね。

 








昨晩は、北千住の居酒屋「日本海」で友人たちに会いました。

毎日通り飲食店街とは別の通りにありましたが、幸せはここにもありました。


ランチョン、至福の生ビール

2010-03-22 | 美酒・美味探訪

神保町のビヤホール、ランチョンの生ビールは、期待通りとても美味しいビールでした。

ここの旨さの秘密は 「注(つ)ぎ方にある」 と前から聞いていましたが、不肖余白、今回一つの発見をしました。

それは温度です。 要するにビールが冷た過ぎないのです。

ビールは冷え過ぎると、味のふくらみを減じてしまいます。 かといって冷えていないと美味しくない。 その微妙な温度管理がきっと、この名店の極意の一つなのでしょう。

「何、温度? そんなの、あったりまえジャーン。 基本の基ダヨ」
と、ビヤホール通の人には言われそうですが・・・。




 

つまみは、揚げたての “自慢メンチカツ”。

見てください、このボリューム。 肉の旨みもたっぷり詰まった一品でした。
ビールは、もちろん二杯目です。


次回ランチョンでは、「ソーセージ & 生ビール」 に挑戦したいと思います。

http://blog.goo.ne.jp/kyusan2/e/dd8115658c7092c0bb932a1193824189


手前ハム

2010-03-21 | 美酒・美味探訪
わが家自家製のハムとパンが出来上がったところ。

ハム作りはこの冬三回目。これで終わりです。(次は年末、寒くなってから)


毎朝の朝食は、これに野菜サラダと挽きたてコーヒー。
無添加、無トランス脂肪酸が自慢です。
体重増が心配です。








散歩道の土手に、からし菜の花が咲きはじめました。

生姜搾り汁

2010-03-20 | ダイエット

“ジンジャラー余白” が今回目をつけたのは、「生姜搾り」 です。

高知県産の生姜搾り汁に、レモン果汁と鹿児島産の粗糖を加えているようです。

ホットでもロックでも美味しく飲めるとのことですが、そのまま生(き)で飲むのがとても美味しい。 甘みと辛みのバランスがよくとれています。









焼酎のお湯割りにも合います。
ただ、香りづけ程度に数滴たらす程度がいいようです。 入れすぎると焼酎(乙類)の味が隠れてしまいます。


上の写真の撮影にあたっては、焼酎のビンが生姜搾りのビンの前に出たがってウルサイので、こう言って叱りました。
「主役より目立っちゃ、ダメでしょうッ!

http://blog.goo.ne.jp/kyusan2/e/fceb08f9143f422f320778a6eaaea428


弾けるネコヤナギ

2010-03-14 | 季節の移ろい

ネコヤナギが弾けました。

昨日(13日)の暖かさのせいでしょう。 
5月初旬の暖かさだったそうです。

今朝はちょっと風が冷たく感じられました。 平年並みとのことです。








木の影は流れる。


いよいよ本格的な春。 散歩に好適な季節を迎えました。
健康のため、ガンバって歩きたいと思います。


Salty Sweets in Okinawa

2010-03-13 | 美酒・美味探訪

沖縄にも 「塩甘菓子」 文化があるようです。

石垣の塩を使ったお菓子、「ちんすこう」 です。
先日、友人の沖縄出張時のお土産にいただきました。

口に含むと、塩が入っているという割には甘さ一方の感じです。
微量の塩が、甘さを強調するほうにだけまわっているのかもしれません。



 

やはり先日、沖縄の食品を扱っているコンビニでこんなものを見つけました。
「塩黒糖」です。

これは明らかに塩味が効いています。
「運動などで汗をかいた時に塩分・糖分を手軽に補給できます」 と袋に書いてありました。
運動の後でなくとも、お茶うけにぴったりです。

つい2、3日前、同じコンビニで、沖縄産の塩せんべいを見つけました。 こんど買ってこようと思います。

“ソルティースウィーツ文化”はいったいどこが発祥の地なのでしょうか。



 

これは沖縄ではなく、信州産のようです。 味噌味の飴。
味噌の香りがしてとても美味しい。 塩甘菓子の一つといっていいでしょう。

同時期、別の方からいただきました。

いずれもこの記事 を上げたから、いただくことになったのかもしれません。
http://blog.goo.ne.jp/kyusan2/e/6897d2358bcc90766ae91418658d8fe4


♪ 電車だって生きものサ

2010-03-09 | 散歩、時々旅

体が縮んで、まるでしゃくとり虫のような電車です。

考えてみれば電車は動いたり止まったりするだけでなく、縮んだり伸びたり、左に右にくねったりもするのですね。

チョウの幼虫か蚕のようでもあります。 電車も実は生きものだったのです。
                                                                                   (有楽町線和光市駅で)


人生いろいろ 週末もいろいろ

2010-03-06 | チラッと世相観察

土曜日の朝、駅隣接のデパートは開店のドアが開いたばかりでした。 客はまだまばらです。

友人たちのとの待ち合わせまで間があったので、売り場でも覘こうと上階へのエスカレータに乗ったときのことです。
後ろから男の声が聞こえてきました。

「オレなんかサ、一人四役だヨ。 仕事だろ、父親だろ、それに母親役と主婦役。 そこいくとお前さんなんか・・・」
ふり返ると、中年の男女が後につづいています。

「・・・そこいくとお前さんなんかサ、まあ仕事ネ。それに母親。二役だよ」

(おっ、訳ありカップルっぽいな)
と思ったわたしはエスカレーターを降りると、少し離れたところまで歩き、ふり返って二人を目で追いました。

男の後につづいてフロアに着いた女性は、手をスッと男の腕にからめ、二人はそのまま売り場のほうに向かいました。

それぞれ元の配偶者と別れ、普段は別々に生活しているらしい二人ですが、金曜日の晩から週末に、こうして逢瀬を重ねているのでしょうか。
マア、どうでもいいのですが・・・。

期せずして他人の人生を垣間見ることって、あるものですね。









巨大ポストを見つけました。
投函口は、真ん中辺の口のようです。

ここはガリバーの 「大人(たいじん)国」 ではありません。


「住警器」 という言葉、初めて知りました。(脇の看板)
住宅火災警報器の略でしょうか。 まだ一般化していませんね。
                     (小平市民文化会館 ルネこだいら 前にて)