銀座の永井画廊に、「藤原新也の写真と書展 『死ぬな生きろ』 」 を見に行ってきました。
実はわたしは、日頃から写真家藤原新也氏の著書やブログのファン(愛読者)なのです。
社会や政治、人間に対する独自の鋭い視点が大変示唆に富むからです。
今回の展覧会では、四国を巡って撮影した88枚の写真と、それに添えた藤原氏自身の墨文字の言葉が展示されています。
「目の前にある世界を十分に感じ取り、この世に生を授かっていることの喜びを感じてほしい」
と氏自身がブログで語っているように、ただ漫然と過ごすのでなく、自分の周囲の事象を、些細なことでも新鮮な目で見ること (それが生きるということ) の大切さを教えてくれているように思いました。
氏はこのたびの東北大地震、大津波により被災した地域にも足を運び、その救援のための活動も始めています。
http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php
■藤原新也の写真と書展「死ぬな生きろ」
会場:永井画廊(東京都中央区銀座4-10-6)
期間:31日(木)まで
時間:11時30分~19時