興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

新菜園現況 2020.10.27

2020-10-28 | 菜園の四季

きのう、わが家の菜園に行って、一畝耕してきた。
サトイモの植わっていた畝に、これからエンドウマメ、ソラマメを植える。

上の写真、手前はブロッコリー。

 

 



これはハクサイ。
その奥に下仁田ネギと九条太ネギ。

ハクサイとネギはこれからの季節、鍋には欠かせない。

そのほか今わが家の菜園にあるのは、キャベツ、ダイコン、カブ、ゴボウ、ニンジン、ホウレンソウに小松菜など。
さらに来年用に、タマネギとニンニクが植わっている。

野菜にも季節があるのだ。

 

 


菜園の近くに咲いているコスモスの花。今が盛りである。

 

 

    

そこにモンシロチョウが、ふわりと飛んできて、

 


    

わたしの目の前の生垣に、落ちるようにとまった。そのままほとんど動かない。

チヨウの季節も、もう終わりかけているのだろう。


アレチウリの蔓は這い上がる

2020-10-23 | 季節の移ろい

土手の草刈り機。

スピーディーに草を刈ることができて、運転している人はさぞかし気持ちが良いことだろう。

土手の斜面、ひっくり返ることはないのかなあ。

 

 




その土手の上の空き地では、高い木々の上までアレチウリが這い上り、おおっている。

アレチウリは繁殖力の強い、外来種の蔓(つる)性植物である。
葉で他の植物をおおいつくして、光をさえぎり、枯らしたり生育を阻害したりすることもあるという。

ここには桜の木が何本かあった。それがすっかりおおわれ、全体の高さが10メートル、幅が20メートルほどにもなっている。
めずらしい景観ではある。

まさか桜の木までは枯らさないだろうが・・。

 

 

   

周囲の地面にまで蔓が這い、伸びていた。なんという生命力!


カボチャ生産者の自負と自信

2020-10-19 | 美酒・美味探訪

北海道産のカボチャをいただいた。

品種の名前は、左が「ダークホース」、右が「こなゆきひめ」。

 

 

 

  

どちらもネーミングがおもしろい。

ダークホースは「無名ながら数多の有名品種に負けないぞ」という生産者の自負が感じられ、こなゆきひめには「小さいけどホクホク感は最高級だよ」という、これも生産者の自信が表現されている。

こなゆきひめの「こな」と、ラベルにある「高粉質」は、ホクホク感を表しているにちがいない。

 

 

 
 
これは、こなゆきひめの煮物。

実際にこなゆきひめもダークホースも、どちらもやわらかいのに水分が少なく、ホクホクと最高に美味しかった。

 

 

 



先週わが家の菜園では、落花生を全部穫りきった。

市販のかたいピーナツは、これはもう言うまでもなく美味しいが、塩茹で落花生は穫れたてでないとなかなか味わえない。

 

 

 



手前の2列が九条太ネギ、その向こうが下仁田ネギ。

九条太ネギは一度引き抜いて干しネギにし、それをふたたび植えたもの。(分蘖ーぶんけつ
細かく刻んで、湯豆腐などにパラパラとかけるのにピッタリ。

 

 

 

   

これはニンニク。芽が出てきた。収穫は来年の初夏。

 

 

 



下仁田ネギとキャベツはこの日収穫してきた。

これも家庭菜園ならではの無農薬野菜。
安全、安心に加え、味濃厚。・・これが菜園管理者(家内)のささやかな自慢である。


新しい掛時計は ‘簡・明・実’

2020-10-15 | My Favorite Things

ダイニング用の掛時計を、小さい時計から大きい時計に替えた。

部屋の上部が夜は薄暗くなるので、前の小さい時計では少し見にくかったからだ。

そこで、新しい掛時計の導入コンセプトは、「簡」「明」「実」にした。

 簡・・・簡素 余計な飾りがない(Simple)
 明・・・明瞭 はっきり見える(Clear)
 実・・・実用 実際に役立つ(Practical)

大きさは縁(ふち)を入れて直径30センチ。ちょうどLP盤の大きさである。(LP盤って何? と思う若い人もいるかな)
飾りよりも、はっきり見えるという「実用」を優先させたのだ。

この「簡、明、実」というコンセプト、考えてみればわたしの ‘ブログ作成指針’ に通ずるものがある。

 簡・・・簡潔 要領を得た短い表現(Succinct)
 明・・・明快 分かりやすい(Explicit)
 実・・・実質 中身がある(Substantial)(この三つ、ぴったりした英語かどうか自信ありません)

実は日頃わたしは、ブログはできるだけ簡明に、分かりやすく書こうと心がけている。
それが効果を上げているか、また実質(中身・内容・主張・・)があるかどうかは、読者の評価を待つしかない。


ところでこの掛時計をホームセンターで選ぶとき、もちろん同行したわが家の ‘家庭内管理者’(家内)にも見てもらって同意を得ている。(そうしないと後が怖い)
なのに家に帰って壁にかけた数日後、しばしこの時計を見ていた家内は、フトこうのたもうた。

「これって体育館でよく見る時計だ!」  ●| ̄|_ 


任命拒否の理由をなぜ言わない?

2020-10-11 | チラッと世相観察

ここ数年、年に一度この時期に、新潟産コシヒカリの新米を取り寄せている。
今年は全国区ブランドの「魚沼産のコシヒカリ」を取り寄せてみた。

今は全国各地に美味しいお米ができているので、とくに新潟産米にこだわることもないのであろうが、新潟出身のわたしとしては、ついこだわってしまう。

何年か前にこんなことがあった。取り寄せたコシヒカリをさっそく炊いて、一口、口にしたとき、
「あ、これ、小さいときに食べていたご飯の味だ」
と素直に思ったのだ。

ネットでちょっと調べてみると、わたしが小さいころ(昭和30年代)は、まだコシヒカリが銘柄米として確立・普及はしていなかった。

また、決して豊かではなかったわが家が、‘ふだん米’ として、普及前の特別米を買えるわけもない。

ということは、米どころ新潟では、庶民も昔から、美味しい米を日常的に食べてきたのではないかと思う。

「御託はそれくらいにして、今年の魚沼産コシヒカリはどうだったの?」
と言われそう。
それに答えるとすれば、正直なところ「美味しかった」としか言いようがない。

あえて付け加えれば、つぶ立ちがしっかりしていて、甘みあり、香りあり、もっちり感があり、さらに ‘しっとり感’ もあると言っておこう。


ところで、話題はガラリと変わるが、ここ数日間、腹が立ってしかたがない。

(すが)政権が、日本学術会議へ強権的な人事介入をした問題である。6人の学者を任命拒否した理由を、具体的に言わないことに対してである。

もし安保法制や ‘共謀罪法’ などに反対してきた学者だから、その口をふさぎたい、ということであれば、それは権力による言論弾圧以外の何ものでもない。

そうでないとすれば、きっちりと丁寧に、具体的に、分かるように説明してほしい。

国民のために正しいことをしているという自信があれば、また歴史に対しても恥ずべきところはないという信念があれば、政権はもっと率直で、オープンなはずである。


二層雲

2020-10-06 | 季節の移ろい

今朝の東の空。もうすぐ日が昇るところ。

群がり立つ雲の下に黒雲があるのか、それとも雲の上部にのみ昇りかけの日が当たり白っぽく見えるのか、雲が二層に見える。

おそらく後者であろう。雲の下部の黒色は、ようやく明るくなりかけた地表を反映しているのだ。

 

 

これはきのうの朝の空。
日の出直前の空は、中天まで朝焼けに染まっていた。

同じ空でも、日によってこうも違う。

なんの面白みもない早朝ウォーキングでは、空の観察も数少ない楽しみの一つだ。

 

 


  

これはわが家の庭に咲いた秋明菊。

この花のタネの解説に、「秋の野に乱れて咲ける花の色」とあった。
派手さはないが、秋の野に似合う、まさに秋の花といっていいのであろう。

きょうは、今年初めて赤とんぼを見た。

今、秋たけなわである。


新菜園現況 2020.10.2

2020-10-03 | 菜園の四季

きのう、わが家の菜園の一畝を耕してきました。

これまでナスが植わっていた畝で、そこにこんどタマネギを植えます。
タマネギは、先日植えたニンニクとともに、収穫は来年になります。

上の写真のおおい(防虫ネット)の中はブロッコリー。だいぶ大きくなってきました。

となりのおおいの中はキャベツ。今年の第二弾です。
そのおくに少しだけ見えるのがハクサイ。

ブロッコリーの手前の小さい葉は落花生。

 

 


  

キャベツをためしに一つ摘んでみると、思ったより小さい。
もう少しおくと、まだまだ大きくなります。

 

 


  

これは生姜。
サトイモの葉陰で、陽を当て過ぎないように育ててきました。

食べる分だけ少しずつ、長く収穫していけそうです。

 

 

 

  

これは落花生。
まだ粒がそろっていませんが、少し収穫してみました。

 

 

 



家に帰ってから、40分ほど塩ゆでしたもの。

まだ十分実が入っていないものも、軟らかくて、それなりに美味しい。
もう少し経てば、本格的に収穫できそうです。

菜園は、この秋冬と来年を向いています。


空は曇天 季節は急転

2020-10-01 | 季節の移ろい

今朝は曇りの、ひんやりした朝だった。

つい一週間ほど前は暑くて、早朝でないと、とても歩けたものではなかったのに、今朝など涼しさを通りこして、長袖でも寒いくらい。

 空は曇天 季節は急転
 わたしは野暮天 天丼たまには 
 食いたいな
(意味よう分からん)

 

 



健康とダイエットのためのウォーキングも、少々寒さを感じる今くらいのほうが、歩いているうちに体が温まってきて心地よいもの。

ウォーキング好時節は、実は今なのデスネ。ぼやぼやしてると、急転スルヨ

(上の写真は妙音沢の湧き水)