興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

謝意は急げ

2011-11-27 | 余白の創作ことわざ

(写真は朝の出勤風景。 本記事とは関係ありません)

「余白の創作ことわざ」です。

謝意は急げ、立腹は置け     しゃいはいそげ、りっぷくはおけ

<意味>
感謝の気持ちと謝罪の気持ちは、時を置かず相手に伝えたほうがよく、怒りの気持ちはすぐには表さず、冷静になってから状況に対応するのがよい。

<さらに一言>
「善は急げ悪は延べよ」 (善いことはためらわず実行し、悪は延ばせるだけあとに延ばせ『ことわざ大辞典』小学館>のもじり。

礼状は (お礼のメールも)、日を置いてしまうと、書きにくくなるものです。
またお詫びも、タイミングを逸すると話がこじれて、修復できなくなってしまうことが多い。

一方、腹が立った時に腹立ちまぎれにものを言ってしまうと、相手は、たとえ自分が悪いと思っても素直に聞くことができない。
逆に反感をつのらせてしまう。

一呼吸置いてものを言うのも大切ですが、解決を急がないものであれば、その場はそのまま置いといて、後日対処するのが良い。
日が経つうちに、正しいと思っていた自分がほんとうは誤っていたことに気づくこともあるし、周囲の状況が変わることだってあるものです。

また、反論なり抗弁が必要であれば、時を改め、落ち着いて、できるだけ理詰めに、毅然として行ないたいものです。

ところが、実は、わたしにはこれが難しい。
腹立ちまぎれにものを言って、これまで何度失敗してきたことか・・・。

<もう一言>
「怒りは溜めておけ」
と、高校時代に国語のY先生が、授業の雑談の中で言っていたのを思い出します。

(怒りを溜めたら、どこかで爆発するよ)
と思ったものですが、そうでもないらしい。「 お金と怒りは溜(貯)まりにくい」 もののようです。


White Christmas

2011-11-20 | 季節の移ろい


ホワイトクリスマス

わが家の庭に咲いたバラです。

純白で一点の曇りもありません。
しかも、控え目ながらとても上品な香りがします。


人生に苦は付きものかもしれませんが、できれば汚(けが)れなく清らかに、そして朗らかに生きたいものですね。


朝の光

2011-11-13 | 季節の移ろい


まばゆい朝の光が、ナンテンの葉を通して透けて見えます。

清清しい風、鳥たちのさえずり・・・新しい一日が始まりました。


ナンテンのむこうにあるミカンの木には、実が生っています。

 

 




一部収穫。

今年のミカンはとても大きくて、酸味も強すぎず、結構美味しく食べることができました。


ユズ、レモン、それにミカン。 わが家の柑橘三兄弟のうち、ミカンが一番最初に口に入ったというわけです。


青春とは・・・

2011-11-13 | チラッと世相観察


手焼せんべいの 「味の店」 は、時計屋さんでもありました。

入口左側には 「時計・メガネ 日本堂」 とあります。
ここは目白駅近くの目白通りです。

中に入ると、右がせんべい屋、左が時計屋です。
わたしは腕時計の電池交換をしてもらおうと思って、入りました。
時計屋には80がらみの、年配のご主人がいました。

右のせんべい屋には、 「いらっしゃい」 と、50前後と思しき男の人がいました。
察するに、お子さんが時計屋を継がず、同じ店の空間でせんべい店を始めたのでしょう。
時計も故障が少なくなり、時計だけでやっていくのは、昨今なかなか厳しいのではないでしょうか。


時計屋さんのご主人は、わたしの時計の裏ぶたを取ると、汚れをていねいに拭き取り、新しい電池を入れてくれました。

「まだ分解掃除はしなくていいでしょうか」
とわたしが聞くと、ご主人はこう答えてくれました。

――あなたの時計は、新しい電池を入れると三年は保つのだが、それが1~2年で時計が止まるようになったら、その時が分解掃除の頃合である――

ご主人、とてもしっかりしています。
この店で分解掃除もやってくれるとのことなので、その時はここにお願いしようかという気になりました。

 

 

 



店の前の目白通りでは、若い女性二人がヒッチハイクをしていました。
府中・多摩方面に行きたいようです。

何故でしょう。
電車のほうがよほど便利で、間違いなかろうに・・・。

ワカリマセン。

 






この日は学習院大学で会合があり、訪れました。

キャンパス内では、カップルをたくさん見かけました。
女性の腰に手をまわしている男子学生もいます。 (ケシカラン)

今どきの学生は、誰の目を気にするでもなく、自由に青春を謳歌していますね。 (ウラヤマシイ)


初恋酒場

2011-11-06 | 美酒・美味探訪

ここは初恋屋です。

‘初恋’ を売っているわけではありません。 居酒屋です。
JR田端駅の近くにあります。 金曜日、ここで親しい友人たちに会いました。


この居酒屋、看板に灯りが点っていませんでした。
それでも客でいっぱい。 人気店で、灯りを点けてPRする必要がないのでしょう。




焼き鳥から刺身まで、メニューが豊富でどれも美味しく、ボリュームもあって廉価です。
ここも、まぎれもなく大衆居酒屋の名店の一つといっていいでしょう。

それにしても、 「初恋屋」 とはユニークな店名ですね。
名前の由来は何なのでしょう。 再び行く機会があれば聞いてみようと思います。


ところで、話は変わりますが、わたしの初恋の人はですネ、 (べつに聞きたかないけど)
エミ子ちゃんです。 わたしが三つか四つの頃、近所に住んでいた。 (ナーンダ、つまんない)

 ある日の夕方、エミ子ちゃんとわたしは、三輪車に乗って遊んでいました。
 そこにわたしのお父さんがやってきました。 仕事から帰ってきたところだったのでしょう。

 お父さんは当時、まだ若くて力持ちでした。
 わたしを三輪車ごと持ち上げ、 「高い、高い」 をしてくれたのです。
 そして次に、エミ子ちゃんのことも三輪車ごと高く持ち上げてくれました。

何十年も経った今、なぜかそんなことを思い出しました。 その父も亡くなって、もう久しくなります。


 それから、小学校に入ると、キョウ子ちゃんという可愛い子がいました。 (もうイイって)


流し目には不向き

2011-11-03 | My Favorite Things


先日韓国に行った折、メガネを買いました。

韓国はメガネが安いと聞いていたので、軽く様子見のつもりでソウルのある店に入ったのですが、対応がとても丁寧で、ついつい買うハメに・・・。

支払ったのは日本円換算で2万円ほど。 もともと安い(とされる)上にウォン安・円高で、どれだけメリットがあったのでしょうか。


遠近両用です。

遠近両用のメガネを使うのは、わたしは初めてです。
慣れないせいか、メガネをかけたまま視線を動かすと、見る対象が少しボケます。

手元の本などを見るときはレンズの下部を使うので、視線を下げ気味に、目の玉をアチコチ動かさずに見るとよさそうです。

遠近両用メガネは、どうやら ‘流し目’ 用にはできていないようです。