興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

非日常の銀座

2012-04-29 | チラッと世相観察


連休初日の昨日(28日)、銀座中央通りは歩行者天国になっていて、たくさんの人出でした。

五丁目のg.u.(ユニクロの若者向け店) の前には、人だかりがありました。

また、歩行者天国では、ベビーカーを押した若いカップルを、少なからず見かけました。 犬を連れて散歩している人もいます。

「新木場とか豊洲とか、近くにマンションが増えたからねえ・・・」
というのは、昨日の会合で一緒になった友人の、わたしのこの観察を聞いての見立てです。

「都会のハイセンスと利便性 」 を日常の風景にしている人が、とくに若い人が、増えてきているのでしょうか。

わたしなど、 「田園の緑と不便さ」 を日常の風景としていますが・・・。

 

  

 

 



 

銀座非日常人(わたし)の久しぶりの銀座。

四丁目東銀座寄りの魚の美味しい居酒屋、 「千里浜」 をのぞいてきました。

   


水もしたたる

2012-04-28 | 季節の移ろい

地元農家の 野菜直売所 に行ってきました。

野菜に水滴がついているのは、新鮮だからというより、昨日まで雨が降っていたからです。
今日(28日) は、三日ぶりに晴れました。

カブは糠漬けになります。 これがとても美味しい。

 








ふたごのチューリップ

ここにも水滴が・・・。
しっとりした花姿は、目に ‘美味しい’。








  *以下、2012.4.29に写真追加。
   
   


ハナミズキの館

2012-04-22 | 季節の移ろい


どこか、よそのお宅です。

ピンクのハナミズキの向こうに、白のハナミズキもありました。








まだ開き切っていないせいか、それともほかに理由があるのか、今年は薄紅色の色が濃いようです。








こちらは、わが家のチューリップ。

今年は、フリンジのついたチューリップが咲きました。










昨日は、さる講演会をのぞきに池袋へ。

時間があったので、ひと休み。
ここは珈琲がたっぷりで、ロールケーキが大きくて、とても美味しかったです。 (だからやせないんだよ
 (ジュンク堂書店4階、カフェ・ド・ジュンクにて)


われは咲くなり

2012-04-18 | 散歩、時々旅

バス停わきに咲いていたタンポポです。 今ちょうど花が開ききったところ。

わたしより一足先にバスを降りたどこかのおばさんが、このタンポポの前で立ち止まり、携帯のカメラで撮り始めました。

いったん先まで通り過ぎたわたしも、この方が撮り終わったのを確かめ、戻ってパチリ。

 





 

こういうところに目をとめることのできる人って、素敵だと思います。 わたしなら、気にもとめず通り過ぎてしまうところでした。

タンポポの心は、 「人見るもよし、人見ざるもよし、われは咲くなり(武者小路実篤風)」 といったところでしょうか。


クラシックギターのミューズ

2012-04-08 | 時には芸術気分


今、ギタリスト 村治佳織 の演奏を、CD と You Tube で聴きこんでいます。

クラシックギター界の美人ギタリスト、村治佳織のことは前から知っていましたが、キレイだから人気があるのだろうというくらいにしか思っていませんでした。
ところが先日、たまたま You Tube で彼女の演奏をあれこれ聴き、すっかり心惹かれてしまいました。

美貌の故にではありません(それもありますが・・・)。 その確かな演奏技術と豊かな音楽性の故にです。

曲目もスペインの古典的なギター名曲だけでなく、クラシックの小品やポピュラーのスタンダードなどにも選曲の幅を広げています。 そのどれもが美しく、爪弾かれる一音一音が胸にしみます。

村治佳織は容姿だけでなく、演奏しているときの表情も凛として美しい。‘クラシックギターのミューズ(音楽の女神)’といわれているのも納得です。


ところで話は変わりますが、実はわたしも遠い昔、クラシックギターをやったことがあります。
結構一生懸命練習をしたのですが (うるさいといって下宿を追い出されたこともある)、 結局上達せず、3年ほどでやめてしまいました。

ミューズは、わたしには微笑んでくれなかったのです。


 ↓ You Tube で、村治佳織演奏の「Le ciel~空~」。
http://www.youtube.com/watch?v=1OfeOsiXhdA&feature=endscreen&NR=1


知恵をしぼる時

2012-04-07 | チラッと世相観察

                                写真は忘れな草。 本記事には関係ありません。

俳優、渡辺謙氏の、ダボス会議(今年1月) でのスピーチ全文を、最近読むことができました。
大変感銘を受け、共感しましたので、すでにご存知の方も多いかもしれませんが、ここに一部引用いたします。

 「(前段略)日本には 『足るを知る』 という言葉があります。
  自分に必要な物を知っていると言う意味です。
  人間が一人生きて行く為の物質はそんなに多くないはずです。
  こんなに電気に頼らなくても人間は生きて行けるはずです。
  『原子力』 という、人間が最後までコントロールできない物質に頼って生きて行く恐怖を味わった今、
  再生エネルギーに大きく舵を取らなければ、
  子供たちに未来を手渡すことはかなわないと感じています。(後段略)」


以上が引用部分です。
青色文字の部分が、特にわたしが共感したところです。

使用済核燃料 (核分裂生成物) には大量の放射性物質が含まれており、人間が数十万年ものあいだ、お守りしていかねばならないものだそうです。
『原子力』 は、 「人間が最後までコントロールできない物質」 なのです。

今、安全性について根強い異論が各方面にあるのに、焦って関西電力大飯原発3、4号機を再稼働させたいという政府の姿勢が、わたしには理解できません。


今こそ日本は、 「再生エネルギーに大きく舵を取る」 ことを世界に宣言し、そのための方策を力強く推し進めていくべきでしょう。

併せて、電力節減への協力を広く国民に要請し、知恵を皆でしぼっていくことが大切なのだと思います。
大多数の国民は、そのための努力を厭うことはないと信じます。


渡辺謙氏のスピーチの全文は、以下のサイトで読むことができます。 (「東京新聞」1月26日付)
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2012/davos/


六義園夕景

2012-04-05 | 散歩、時々旅


六義園の枝垂桜。

ちょうど満開。 大きな、見事な枝垂桜です。
昨日、夕方5時過ぎ、たくさんの人が訪れていました。

 

 

 

文京区にある六義園(りくぎえん) は、柳沢吉保の作った庭園です。

初めて行きましたが、広々と開放感のある、穏やかな、美しい庭園でした。

 

 

         

5日(今日) までライトアップ中。 午後9時まで見ることができます。