北区西ヶ原にある「旧古河庭園(きゅうふるかわていえん)」に行ってきました。
大正8年に古河家によって造られた立派な庭園です。
石造りの洋館に和洋二つの庭園。全体に緑の多い園内は高低差があり、随所に変化に富んだ景観を作り出していました。
池を中心にした日本庭園のあちらこちらには、どっしりとしたとても大きな灯籠がありました。
これが石造りの洋館。
鹿鳴館、ニコライ堂などを手がけた英国人建築家、ジョサイア・コンドルの設計だそうです。
池のはしに大きな石の橋がかかっていました。
何トンもありそうな石。どこからどうやって運んできたのでしょう。
旧古河庭園で ‘都会の中の静寂’ を味わった後は、‘都会の中のオアシス’ を求めて東十条まで来ました。
JRの東十条駅に降りたのは初めてです。
居酒屋紹介の雑誌などによく出てくる有名店「埼玉屋」を目ざして行ったのですが、同行の友人と、
「あっ、埼玉屋があった。 あれっ、こっちに新潟屋なんてのがあるよ」
などと大声で話していると、
「新潟屋のほうが旨いよ」
と、たまたまそばを通りかかったおじさんが教えてくれました。
今、その新潟屋から出てきたところなのでしょうか。 聞きもしないのに、おせっかいな親切なおじさんです。
確かに、新潟屋のもつやき、とても美味しかったです。