興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

続・デカ野菜

2022-11-28 | 菜園の四季

デカ尻。

わたしの、ではない。
おととい、わが家の菜園から収穫してきたたカブ(聖護院大根)の尻である。

大地と太陽と雨の恵みを受け、菜園管理者の日々の心配と手間と愛情のもとに、のびのびと育ってきた結果の尻である。

これからは ‘畑の恵み’ として、人のデカ尻をバカにしてきたあなたをも分け隔てせず、仕返しせず、根に持つこともなく、恩恵を与えてくれるのだ。

デカカブえらい! 

デカ尻、デカ腹をバカにしてはいけないよ。(あんた<余白>の被害妄想ちゃう?)



 



   

横から見たところ。

皿にあるのはカブの甘酢漬け。少し前に収穫したカブで作ったもの。

これが美味しい。







   

菜園には未収穫のデカカブが ‘まだある’。





   

巨大ハクサイも。

 

 


   

ダイコンも大きくなった。





   

覆い(トンネル)を上げてみると、高菜も思いのほか大きく育っていた。

今年大きな野菜が多いのは、秋口に天気の日がつづき、雨も適度に降ったからだろうと、菜園管理者の家内は言う。

わが家のデカ野菜収穫は、まだまだ続く。


抑えた声とシックな装い

2022-11-21 | 随感・偶感・歳時感

NHK・BS1の番組「ワールドニュース」を、ときどき見ている。

世界各国の放送局のその日その日のニュースを、順次紹介している番組である。

見ていると、ときに日本のテレビでは得られない視点があったりして、なかなかおもしろい。

例えばプラスチックごみによる海洋汚染の深刻さを、わたしが初めて知ったのは、この番組である。
海洋汚染が日本ではまだ、あまり話題になっていなかった数年前から、複数の国の放送局がとり上げていた。


それはともかく、きょうの当ブログの話題は、この「ワールドニュース」に登場する各国放送局のニュースキャスターについてである。

実は、わたしが気になるニュースキャスターが、二人いるのだ。

一人はイギリスBBCのフィオナ・ブルース氏。もう一人はフランスF2のアンヌ=ソフィ・ラピ氏。







   
   

上がBBCフィオナ・ブルース氏、下がF2アンヌ=ソフィ・ラピ氏だ。(いずれもNHK・BS1「ワールドニュース」より)


二人とも女性であるが、女性だから着目しているわけではない。
フィオナ・ブルース氏はその「声」に、アンヌ=ソフィ・ラピ氏はその「装い」に、大いに魅力を感じている。

フィオナ・ブルース氏の声は、低く抑制の効いた落ち着いた声である。それでいて発音が明瞭で聴き取りやすい。

イギリスのテレビドラマ「ダウントンアビー」などを見ていると、100年ほど前のイギリス上流階級の食事風景がよく出てくる。

食事の場では貴族のたしなみとして、和やかに抑えた声でユーモアを交えながら会話を楽しむ。
ときに話し手が、古典からの有名なフレーズを引用したり、気の利いた警句をまじえたり、さりげなく会話に知性と教養をにじませる。

そんな場に、このフィオナ・ブルース氏の声はぴったりだな、と思わせてくれる。


一方、アンヌ=ソフィ・ラピ氏の装いは、一言でいうとシンプルでシック、それでいて上品である。

例えば、紺系のジャケットに落ち着いた柄のシャツを合わせ、余計な飾りをほとんど付けない。
時折シャツのやや開いた胸に、ほとんど目立たない小さなネックレスを覗かせることもある。(おそらくプラチナの細い鎖に小さいダイヤモンド)

この控えめなお洒落はフランス流の「粋」かもしれないし、「ほんとうのお洒落は余計な飾りを削ぎ落としたところにある」とでも主張しているかに見えるアンヌ=ソフィ・ラピ氏の ‘お洒落哲学’ かもしれない。

「抑えた声」と「シックな装い」・・これは言葉を替えれば、どちらも「洗練の極み」であると思う。わたし自身が目指したい世界でもある。


ところで少し話題が変わるが、この2月にロシア・ウクライナの戦争が始まってからしばらくして、このNHK・BS1ワールドニュースの朝6時台放送分から「ロシア国営テレビ」のニュース枠がなくなってしまった。

ロシアとウクライナの紛争については、さまざまな見方・考え方があって当然だが、ロシア国内でこの戦争がどう報道されているのかは気になるところだ。

NHKのワールドニュースは、ぜひこのロシア国営テレビ枠を復活させ、これまで通り流してほしい。
長年放送してきたコーナーではないか。

より広い視点からの価値観の異なる情報は、視聴者の状況判断に益することがあっても害となることはないはずだ。

ロシア国営テレビ枠の復活を、NHKに強く要望したい。


きょうのデカ野菜

2022-11-16 | 菜園の四季

菜園からのきょうの収穫は、ハクサイとダイコン。

デカかった。とくにハクサイが・・。

量ってみると、なんと5.1キロ。わが家の菜園でのハクサイの最高記録かもしれない。

野菜の重さはどのようにして量るかって?
農家ではないので、専用の大型量りがあるわけではない。

体重計である。

まずわたしが体重計にのって自分の体重を量り、いったんおりて、こんどはハクサイをどっこいしょ、と抱きかかえてのる。

その差が野菜の重さというわけだ。

5.1キロ増しの体重を実感できる貴重な機会でもある。


大きなカブとカリフラワー

2022-11-14 | 菜園の四季

わが家の菜園から、今朝家内が収穫してきたカブ(聖護院大根)とカリフラワー。

丹精込めて、時間をかけて(夏くらいから)育てたので、大きく大きく育ちました。

 うんとこしょ どっこいしょ とカブを引き抜き、
 よっこらしょ どっこいしょ とカリフラワーをもぎとり、
 よいしょ こらしょ どっこいしょ と家まではこんできました とさ。


カブ(聖護院大根)は、薄切りにして甘酢に漬けこんだのが、わたしは好きです。

北海道の人なら、「旨いっしょ!」というところですね。


シャインマスカット大福

2022-11-12 | 美酒・美味探訪

耳まで隠れる白い防寒帽をかぶった、雪国の子のよう。

これは朝霞市の和菓子店「ほそや」の、シャインマスカット大福である。
大粒のシャインマスカットを一つまんま、大福餅にくるんでいる。

シャインマスカットが半分外から見え、見た目がかわいい。






 

 


   

半分に切ってみると、外の餅と中のぶどうの間に、黄緑の餡が入っている。

原材料表示には最初に「ぶどう」、つぎに「いんげん豆」とあるので、餡はいんげん豆であろう。

ガブリとかじると、この上なく軟らかい餅にシャキッとしたマスカットの歯ごたえ。
上品な甘みにわずかな酸味。マスカットの潤いと香りが広がる。

シャインマスカット大福は、かわいいだけでなく、思いのほか美味な大福であった。

 




   

この「ほそや」にはこの6月ごろ、イチゴ大福を買いに来たのだが、「イチゴ大福は終わりました」とのことだった。

きっとここは季節の折々に、旬の果物で大福を作っているのだろう。

つぎのイチゴ大福の登場はいつであろう。それは小豆餡だろうか、やはりイチゴが半分、外から見えるのだろうか。


ピンクのアップルパイ

2022-11-07 | 美酒・美味探訪

先日、わたしの誕生日に、アップルパイを作ってもらった。

 

 


   

アップルパイといえば、中のリンゴが黄色か明るい茶色のものを多く見るが、これはピンク色。

作り手によると、「秋映(あきばえ)」という長野県産リンゴを使ったからだそうだ。

 

 

 

   

これが秋映

黒っぽい赤のリンゴである。濃厚な赤といったらいいか。
この濃い赤が、ピンク色を生み出す秘密のようだ。

皮をむいて八つ切りにし、煮るときに、むいた皮も鍋にいっしょに入れるのがポイントという。
こんどピンクのジャムも作ってもらおう。

この秋映のアップルパイとても美味しかったが、生(なま)の秋映をそのままかじっても、水準の高いリンゴでした。


秋桜爛漫

2022-11-01 | 季節の移ろい

このコスモス(秋桜)園、きのうは先週にもまして花数が増えていました。

いまがこの秋のピークかもしれません。

 

 

 

    

(せい)の盛りを謳歌しています。

 

 

 

    

今朝、わが家用に少し摘んできました。

いえ、だまって摘んできたわけではありませんよ。
このコスモス園とは知り合いで、許可を得ました。





  

居間に持ってきました。

せまいわが家が、一気に華やかに・・。


*秋桜(山口百恵)秋桜(山口百恵) 1977年(s52).10月発表。「♪淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている・・・」 - YouTube

*코스모스 피어있는 길 秋桜咲く道(김상희)코스모스피어있는길(연속3번듣기) //가수 김상희 - YouTube