興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

ニンニクの収穫

2018-05-27 | 菜園の四季

わが家の菜園から、ニンニクを収穫してきました。

先日来、数度に分けて収穫してきて、これで最後です。(合計すると120個)

 

 



   

菜園は家内がやっているのでよく分からないのですが、「青森ニンニク」など、いくつかの品種を植えていて、今回収穫したのは「平戸ニンニク」だそうです。
大きな実がつき、ニンニク臭も強い。

 

 


   

これは葉を切って干したところ。強い臭いが辺りに漂います。

タマネギが一つ入っている。どれか当ててください。(分からいでか)

 

 

 

   

軒に吊るして、さらに干します。

 

 

 

   

皮をむいて保存。

左から醤油漬け、オリーブオイル漬け、冷凍用真空パック。
さまざまな料理に使うことができます。

これでこの一年、わが家にドラキュラは襲ってこないでしょう。


電車とバラ

2018-05-22 | 季節の移ろい

大塚駅前駅付近を走る都電荒川線です。
今はちょうど、バラ、ツツジなどの花が見頃です。

ネットで調べると、都電荒川線では昭和60年から沿線に、意図的にバラを育ててきたようです。

住民ボランティアグループ「荒川バラの会」と荒川区がその担い手になって植えてきて、それが荒川区だけでなくここ豊島区にも広がったとのことでした。

大塚にはときどき来るのですが、これまではいつもバラの開花時期をはずれていました。
ちょうどよい時期に来たのは、今回4月末)が初めてです。

荒川区内の線路端では、三ノ輪橋から荒川車庫前までの区間でもっとたくさんのバラが見られるようです。
いずれ下町酒場 ‘放浪’ を兼ねて行ってみよう。


新宿散策と韓国映画「タクシー運転手」

2018-05-13 | 時には芸術気分

ひさしぶりに新宿まで行ってきました。爽やかな天気だったので、しばしアチコチ散策。

 

 

 


  

ここはJR新宿駅東口から新宿通りをはさんですぐのところ。「モア4番街」というようです。
知りませんでした、通りの名前まで。
この先が歌舞伎町方面で、昔はここをよく通ったものですが・・・。

 

 

 


   

「シネマート新宿」でのお目当ての映画までだいぶ時間があったので、まずはこのモア4番街脇の「カフェ ラ ミル」で昼食兼ひと休み。
サンドイッチとコーヒーのセット、1100円。

 

 

 

 

    

映画は韓国映画「タクシー運転手 約束は海を越えて」(原題택시운전사)でした。

1980年5月の光州事件(全斗煥らによる軍事クーデター時、韓国全羅南道中央部の都市・光州<광주>で、学生や市民たちのデモに戒厳軍が銃を向けた事件)をベースに描いた映画です。

・・・主人公のタクシー運転手マンソプ(演者ソン・ガンホ)は、ソウルから取材のため光州に入りたいというドイツ人記者を乗せて、外部と通行も情報も完全に遮断された戒厳態勢下の光州へ、山あいの裏道をたどりながら奇跡的に入る。
そこでマンソプと記者は、戒厳軍がデモの学生、市民を暴徒とみなし、暴行、銃撃を加える凄惨な現場を目撃する・・・

国軍がほぼ丸腰の国民に銃弾を浴びせた光州事件。映画は、韓国現代史最大の悲劇ともいわれるこの事件を映像によみがえらせた話題作で、韓国で1200万人を超える観客を動員したとのこと。

光州での軍側の執拗な追跡をかわしながら続けたドイツ人記者のカメラ取材、そしてその後の光州からの脱出劇を、マンソプはタクシー運転手として命がけで支えたのです。
最後までハラハラドキドキさせられながらの二時間余でした。

 

 

 

   

一時間ほど新宿通り辺りをぶらぶら歩き、映画の興奮を冷ましてから、もう一つのお目当てに。
西口の「へぎそば 越佐庵」で、昔からの親しい友人たちに会いました。

https://www.youtube.com/watch?v=uDy9Bd08CH4


殿ヶ谷戸庭園の新緑

2018-05-06 | 散歩、時々旅

昨日は、国分寺にある殿ヶ谷戸(とのがやと)庭園に行ってきました。

ゴールデンウイークの爽やかな一日、天候にも恵まれ、新緑を楽しんできました。

といっても、この日庭園内の紅葉亭(こうようてい)で行われたイベントの世話役の一人でしたので、さほどゆったり、のんびりというわけにはいきませんでしたが。

 

 

 

   

紅葉亭の展望スペース。
奥行きのある雑木林の緑を、ここから眺めることができます。

庭園には、思いのほかたくさんの人が訪れていました。

 

 

 

   

紅葉亭から見下ろした次郎弁天池。
地下水の湧水によってできた池だそうです。

この殿ヶ谷戸庭園は、武蔵野段丘の南縁の地形を利用して作られた庭とのことで、高低差のある変化に富んだ景観が魅力です。

 

 

    

秋には紅葉も美しく、四季折々さまざまな花が楽しめます。都心からも意外と近く、手軽な行楽、散策の穴場であるかもしれません。


ムーミンってどんな子?

2018-05-02 | 時には芸術気分

「ムーミン」キャラクターの皿です。

スーパー「いなげや」の販促キャンペーンで手に入れました。

わたしは昔むかし、まだ若いころ、会社の同僚女子社員に、
「余白さんて、ムーミンに似ている!」
といわれたことがあります。

そのときわたしは、あまりいい気持ちがしませんでした。

なぜなら見るからに気の弱そうな、人の好さそうなあの表情が好きになれなかったのです。
わたしは高倉健かゴルゴ13のような、キリっとした顔になりたかったのです。

 

 

 

 

    
                           (「ビッグコミック」2018.5.10号より)

でもその同僚女子社員の言葉から数十年経った今、わたしはムーミンでいい、いやムーミンがいい、と思うようになりました。

というのは、気の弱い(これはその通り)、人の好い(これは異論があるかも)人間であるならば、無理してキリっとするより、自分をそのまま素直に出すほうがいいと思うようになったからです。

正直なところ、わたしはまだ「ムーミン」の原作(フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの小説)を読んでいないので、ムーミントロール(いわゆるムーミン)のもともとの性格を知りません。

ネットで少し調べると「活発で素直でちょっと弱気な男の子」とあります。かつてイラストを見てわたしが抱いたイメージとは、少し違うのかもしれません。

こんど原作を読んでみなければ・・・。