菜園用の野菜の種です。
いずれも春蒔き用。
おもしろいのは、それぞれ、ネーミングに工夫を凝らしているところです。
左から二番目の「春まき 耐病総太り二号」(ダイコン)は、‘病気に強く、太く育つ’ ということですね。
まるでわたしのようなダイコンです。
その右の「時なし五寸」(ニンジン)は、裏面の解説を読むと、‘春に蒔いても秋に蒔いてもよく、長さが五寸(15cmほど)に揃う’ ということのようです。
力強さが感じられます。
少し、命名者の ‘受け狙い’ も感じられるなあ。
その右の「はやみどり 早生枝豆」(エダマメ)は ‘はやみどり’ が雰囲気と字面のやわらかさを出しています。
いちばん左の「おいしい 春まきほうれん草」(ホウレンソウ)は、面白みがないかもしれませんが、素直でわかりやすい名前です。
分かりやすさに受け狙い・・・どんな世界でも、ものを作っている人たちは、名前一つにも工夫を凝らしているのですね。