公私ともにやたら不運が重なって殺したい奴が五人もいるという状態になった男コール・ハウザーが、酒場で出会ったキューバ・グッティングJr扮する元特殊部隊員に殺したい奴のリストを酔った勢いで打ち明けると、グッティングJrがよしよし俺に任しとけとその五人を勝手に順々に殺しだすという話。
イカれた奴がたまたま会った男に一方的に好意(?)を寄せて、勝手に男に代わって殺してしまうのでえらいことになる、というパターンとしては「見知らぬ乗客」のアレンジみたいでもある。
クライマックスの警察署殴りこみは「ターミネーター」調。
グッティングJrが悪夢から目覚めるところから始まるので彼が主人公かと思ったら、すぐハウザー目線になるといった具合に、話の軸がぐらぐらしている。
「リーサル・ウェポン」のメル・ギブソンのような死にたがりらしいが、裏に隠して暗示的に描いていればともかくなまじ正面きって描いた分、キャラクター描写がとってつけたようになった。
(☆☆★★★)
本ホームページ
言霊大戦
イカれた奴がたまたま会った男に一方的に好意(?)を寄せて、勝手に男に代わって殺してしまうのでえらいことになる、というパターンとしては「見知らぬ乗客」のアレンジみたいでもある。
クライマックスの警察署殴りこみは「ターミネーター」調。
グッティングJrが悪夢から目覚めるところから始まるので彼が主人公かと思ったら、すぐハウザー目線になるといった具合に、話の軸がぐらぐらしている。
「リーサル・ウェポン」のメル・ギブソンのような死にたがりらしいが、裏に隠して暗示的に描いていればともかくなまじ正面きって描いた分、キャラクター描写がとってつけたようになった。
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