prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

名探偵モンク シーズン7  #5「証言台は針のむしろ」

2012年05月14日 | 海外ドラマ

#5「証言台は針のむしろ」
Mr. Monk Takes the Stand

脚本 ジョシュ・シーガル ディラン・モーガン

演出 メリー・ルー・べり


※ モンクは芸術家エヴァン・ギルディの妻の殺害事件の捜査をする。ギルディが妻を殺したと気づいたモンクは、現場から離れているアトリエで、彫刻を作っていたと言うギルディのアリバイを切り崩す。しかし、敏腕弁護士のパウエルが現れて、モンクは裁判で証言台に立つことになるが…。

しかし、アメリカ製のドラマや映画に出てくる弁護士のイメージって、ずいぶん悪くなった気がする。金次第で黒を白と言いくるめる連中、という印象が定着しています。まあ実際英米法だと、裁判は何が真実かを追究する場ではなくてもっぱら勝ち負けを競う場という性格が強いのだけれど。
アメリカ映画史上ベストワンのヒーローにランクされた「アラバマ物語」のグレゴリー・ペックのような正義の守り手イメージはすっかり影をひそめています。

で、今回のカタキ役は犯人よりむしろ、そういうあくどい手口で勝ち続けた弁護士の方。今の時期に見ると大阪市長の顔がだぶったりしてどうもいい気分がしない(いや、考えすぎなのはわかってますよ)。
そうでなくても裁判の当事者になったらさぞイヤだろうなと思うし、ましてモンクがさらし者にされたらどうなるか、というのが今回の眼目。
もうなんかいいたまれないような感じです。

ディッシャーが不良少年が更生できるかどうか気にし続けるまじめな面もあるのが描かれる。


IMDb Mr. Monk Takes the Stand

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言霊大戦

5月13日(日)のつぶやき

2012年05月14日 | 映画
08:01 from gooBlog production
「ミラーズ2」 blog.goo.ne.jp/macgoohan/e/07…

08:20 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『できそこないの男たち (光文社新書)』福岡 伸一 booklog.jp/item/1/4334034…

09:28 from web
TBSのDigの落合洋司弁護士の発言より。「『疑わしきは罰せず』の「『疑わしい』のは被告ではなくて、検察の立証のことなのです。立証に疑わしいところがあったら無罪になるということで、被告が怪しいかどうかを問うているわけではない」

09:29 from web
そういえば、被告が疑わしい(のに有罪にできない)という発想ばかりが幅をきかせてますね。特に新聞では。おまえはワイルド7になりたいのかっての。

11:09 from Tweet Button
【これ聴いてます】チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番/ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(ルービンシュタイン)(1929, 1932) ml.naxos.jp/album/rxc1044 #nml

14:20 from SOICHA
未熟な詩人は模倣し、円熟した詩人は盗む。…T.S.エリオット 「フィリップ・マシンジャーについての論考」より。どこかで似たような言葉を耳にしましたね。

16:38 from gooBlog production
「闇のスタジオ」(シノプシス) blog.goo.ne.jp/macgoohan/e/b8…

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