prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ラスト・ターゲット」

2012年05月26日 | 映画
原題はThe American。舞台になるイタリアの田舎町の神父のセリフで、アメリカには歴史がなく今のことしか考えないといったことが語られる。

誰とも関わりを持たず、女はすべてゴルゴ13みたいに行きずりで済ませてきた殺し屋ジョージ・クルーニーが、ほとんどはずみのように一人の娼婦ヴィオランテ・プラシドと抜き差しならなくなってしまう。
もう一人別に連絡役の女テクラ・ルーテンがいて、初めブロンドで出てきたのが後半、娼婦と似たブルネットに変える。クルーニーが絶滅種の蝶を追い払わないの見ていた連絡役が「ミスター・バタフライ」と呼んだのが、いつのまにか娼婦やその友だちも同じように呼ぶようになるところからいって、連絡係がこれまでの仕事=罪、娼婦がそこからの脱出=贖いといった具合に、二人の女が一種の対のようになっていると考えていいだろう。

整体拝受の祭をクライマックスに置いているところからも、この男の罪とその贖いがモチーフになっているのは明らか。

冒頭のスウェーデンの寒々とした冬景色で非情な殺し場を見せておいて、イタリアの風光明媚な田舎町に舞台を移し、徐々に主人公の心が溶けていくのを風景や光の感じで見せる。

黙々と筋トレや銃の組み立てや試射をしたりするといった場面が多く、フィルムノワール的な肌触りはあるが、非情さより救いの方に目を向けた作り。
(☆☆☆★)



本ホームページ


言霊大戦


ラスト・ターゲット - goo 映画

5月25日(金)のつぶやき

2012年05月26日 | 映画
09:20 from gooBlog production
「悪魔を見た」 goo.gl/rBpsW

10:41 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『ある恋の物語』 booklog.jp/item/1/B000064…

11:42 RT from web  [ 29 RT ]
支援者からの抗議と要請の場から記者を追い出し、ドアを閉めた裁判所
Shoko Egawaさんのツイート

11:42 RT from web  [ 131 RT ]
奥西さんはこのまま獄中死して欲しいというのが、裁判所と検察庁が一致した本音なのだろう
Shoko Egawaさんのツイート

11:42 RT from web  [ 64 RT ]
マスメディアは今日、裁判所をちゃんと批判しないといけないよ。
Shoko Egawaさんのツイート

11:46 from Tweet Button
真田広之、C・ファース&N・キッドマンと米映画で共演 eiga.com/l/pjayC @eigacomさんから 「戦場にかける橋」でも扱われた泰緬鉄道がモチーフですか。日本人から見ると微妙なものになりそうな気も。

11:46 RT from web  [ 49 RT ]
裁判所は、検察側が隠している証拠を開示もさせなかったし。再審開始をしない理由を探しているとしか思えない。
Shoko Egawaさんのツイート

21:13 from Twitter for iPhone
エレベーターの扉が開いたら、タイガーマスクが出てきた。新宿にて。

21:14 from Twitter for iPhone
大関互助会の再開は勘弁ね。

21:14 from Twitter for iPhone
あ、地下鉄でソフトバンクwifi使えるんだ。

21:47 from SOICHA
RT @amneris84: 名古屋拘置所、特別面会人の稲生昌三さんらの奥西さんへの面会を拒否。その前に弁護人が面会して決定を伝えたのを一般面会として扱い、一日2回の一般面会認められないと。…鬼のような名古屋拘置所

22:52 from web  [ 1 RT ]
裁判所も検察も歳をとらないけれど、人間は歳をとるんだよな。#dig954

by yapoono6 on Twitter