prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「顔役」

2012年05月24日 | 映画
勝新太郎の初監督作。
あ、こりゃ北野武の先輩だな、と思った。
この1月に亡くなった川勝正幸氏が映画作家としての勝新をデニス・ホッパーにたとえていたけれど、役者、というより存在自体がパフォーマーといったタイプの人が監督すると、書かれた文字による論理や枠組みではなく、その場その時の肉体のアクション・リアクションの軌跡を記録していってシナリオはフィルムと同時に完成する、という作り方になるらしい。

当然、ストーリー主義的な商業映画からは離れた作りになり、監督は著名人なのに興行的にはしばしば苦しくなるのも共通している。

今BS・CSでテレビ版の勝新がワンマン体制で作った座頭市が再放送されているけれど、見ていて面白い、と思うかどうかというと
ただ、やっている役者にとってはずいぶん解放感あるのではないか、と想像する。
音楽のセンスが今でもモダン。古典(長唄と三味線)やっている人は耳がいい。
(☆☆☆)

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5月23日(水)のつぶやき

2012年05月24日 | 映画
09:10 from gooBlog production
「ロボット」 完全版も見ようかな。 goo.gl/hUdRF

09:27 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『マイ・ネーム・イズ・アルバート・アイラー』 booklog.jp/item/1/B000056…

10:11 from web
d.hatena.ne.jp/essa/20120522/… B-casカードの問題点(大意) 鍵を盗まれるのは想定内でなければならない。有料放送に限っていればカード=鍵の交換によって対応できたのが、無料放送にまで使ったために実質交換不可能になってしまった。

10:14 from web
「交換不可能な部品にセキュリティの根幹を頼る」という、セキュリティの原則に反する重大な問題が無視されたのは、おそらく相反する多くの関係者の利害関係をすりあわせるという作業を果てしなく繰り返したために、犯罪者や外国といった「外部」が入る余地がなくなったから。

10:14 from web
すりあわせの連鎖の中で行なわれた意思決定には責任者がいないので、問題が起きた時の対策も取れないし、再発を防ぐこともできない。

14:10 from SOICHA
ジュンク堂でwifiを使ったら、家のより速いわ。

by yapoono6 on Twitter