偶然だが、「誰も『戦後』を覚えていない」(鴨下信一著)で田端義夫についてイメージとは違い正統的な歌い方をする歌手といった評価をされていたのを読んだばかりだった。歌はまったくの独学だと語られる。
ものすごく時代がかって縁が磨り減りつまみが抜け落ちているエレキギターを現役で使っているのが見もの。
御歳95歳、この映画のメインになっているライブを行った時、92歳。
客席は年配のお客さんが目立つが、それでもリアルタイムで見たのは子供の時ということになるだろう。
「かえり船」が復員船のことだというの不明にして初めて知った。
大阪の鶴橋の人や街の様子が、いかにも濃ゆい感じ。「バタヤン」という愛称も「バタ屋」を含んでいるから問題になったりしないのかと勝手に思った。
「オース!」という呼びかけや「ズンドコ節」など、ドリフターズみたいと思ったが、もちろんそうだとしても逆だろう。
インタビューや資料映像に立川談志や山城新伍といった故人や上岡龍太郎といった引退した人が出ているのが、何か時代が変わっていく崖っぷち感が出ている。
おしなべて画質・音質が低くて、失礼ながらこれまで本格的に撮られたライブというのがなかったのをうかがわせる。
5月18日よりテアトル新宿ほかで公開。
本ホームページ
田端義夫 - Wikipedia
オース! バタヤン@Movie Walker
オース! バタヤン公式サイト
ものすごく時代がかって縁が磨り減りつまみが抜け落ちているエレキギターを現役で使っているのが見もの。
御歳95歳、この映画のメインになっているライブを行った時、92歳。
客席は年配のお客さんが目立つが、それでもリアルタイムで見たのは子供の時ということになるだろう。
「かえり船」が復員船のことだというの不明にして初めて知った。
大阪の鶴橋の人や街の様子が、いかにも濃ゆい感じ。「バタヤン」という愛称も「バタ屋」を含んでいるから問題になったりしないのかと勝手に思った。
「オース!」という呼びかけや「ズンドコ節」など、ドリフターズみたいと思ったが、もちろんそうだとしても逆だろう。
インタビューや資料映像に立川談志や山城新伍といった故人や上岡龍太郎といった引退した人が出ているのが、何か時代が変わっていく崖っぷち感が出ている。
おしなべて画質・音質が低くて、失礼ながらこれまで本格的に撮られたライブというのがなかったのをうかがわせる。
5月18日よりテアトル新宿ほかで公開。
本ホームページ
田端義夫 - Wikipedia
オース! バタヤン@Movie Walker
オース! バタヤン公式サイト