リアリティ番組の若いプロデューサーというのがいかにも業界人といった雰囲気のチャラいエグゼクディヴなもので、これが人が死んだというのに全然責任も何も感じていないのが腹立たしい。
それにしても、リアリティ番組というと日本にもあるが、アメリカほどえげつなくはない気がするが、今後どうなることか。出演する方が自分から希望したから事故は自己責任とでも言いたげなのが番組を作る側のエクスキューズなのだが、半分は本当なのがややこしいところ。
封印されたリアリティ番組の素材そのものがテレビドラマの中で再現されるあたり、奇妙に虚実が交錯する。この「L&O」自体、アメリカでは有名な実際の事件を下敷きにしていることが多いようだし。
※ リアリティ番組の出演者ウェスが転落死する。刑事たちの調べで、被害者は共演者のポールとビルの屋上でもみ合ううち、転落してしまったことが分かる。その様子が映像にも残っていたことからポールが逮捕されるが、弁護人はマッコイたちに思わぬ事実を告げる。
ゲスト:ミカエラ・コンリン「BONES」、ザッカリー・ナイトン「フラッシュフォワード」
脚本:ウィリアム・M・フィンケルスタイン
監督:ジェームズ・クイン
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