prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
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「相棒−劇場版IV− 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断」

2017年03月07日 | 映画
国に棄てられた人間の怒りや恨み、その裏返しの執着というのは、戦前の移民政策や敗戦処理はもちろん、公害の被害者から最近の福島の避難民に至るまでこの国で連綿として続いている問題なのだが、どういうわけか今ひとつ重さや切迫感が薄い。韓国やアメリカの映画の方がバックグラウンドになっている歴史的なものが迫ってくる気がする。
技術的な問題というより、なまじ自分が住んでいる国だからあらが見えるのかもしれない。

クライマックスのパレードと大群衆シーンは映画らしいスケール感が出ているけれど、その後セリフで全部説明する終盤はテレビなら通るけれど映画でやるとかったるく感じる。
テレビではシーズン15を放映中だけれど、これはどの時点の設定なのだろう。
実際に出るタイトルは「相棒」だけで、長い副題はつかなかった。
(☆☆☆)

相棒−劇場版IV− 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断 公式ホームページ

映画『相棒−劇場版IV− 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』 - シネマトゥデイ

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