prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ぼくのエリ 200歳の少女」

2018年02月04日 | 映画
静謐で端正な吸血鬼映画。
主人公のブロンドの男の子が上半身裸で出てくるのがちょっと女の子みたいで、恋仲になる女の子の吸血鬼エリが黒髪でしっかりした顔立ちなので男の子っぽいという具合に逆転ぎみになっているのがおもしろい。

吸血鬼が相手に招かれないと中に入れないというの孤独を乗り越えることの普遍的な表現に結び付けている。

雪に閉ざされた中に血が滴るのがなんともいえず美的。





2月3日(土)のつぶやき

2018年02月04日 | Weblog