背の高い(小学校高学年だから自動的に女子の方が大きくなるのだが)昔言った不思議ちゃん的な容姿の女の子が主人公の男の子の日常的な世界に少しづつ違う見え方をもたらす。
その描き方がはなばなしいやり方でなく木の葉をまくと違って見える(気がする)といった平凡な、それほど変わったようには見えないやり方を描く、ファンタジーというほどはっきりしたファンタジーではない線で描いていってクライマックスでという、かなり微妙な線を狙った文体の演出。
監督が女性と後で知って、なんか納得。女の子の描き方が不思議ちゃん風でどこか違う。
草彅剛のダメ父ちゃんが板について好調。
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