ダーティハリー系統のコワモテ路線ではなく「ブロンコ・ビリー」「ダーティファイター」系列のコメディ路線。イーストウッドにはこちらの路線もあったのを再認識する。爺さま主役でこう余裕しゃくしゃくというのは御大ならでは。
麻薬組織の連中、それも比較的下っぱのキャスティングが多彩な顔を揃えて、昔のB級アクションの三下感と、今の多様性とを両立させた感じ。
画が「ミリオンダラー・ベイビー」あたりの重厚感(あれは35mmフィルム撮影)が薄れて良くも悪くもちゃっちゃと撮っているのが表れて画が軽い。
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