歌ひとつに二時間の映画が及ばない、なんてことはままあるが、もろに予想が的中した感。
中島みゆきの「糸」をモチーフにして平成30年を男女四人の来し方行く末を縦糸横糸交えて描くわけだが、やたらと時代を前後するのを平成××年という具合にいちいち字幕を出して説明するもので、時の積み重ねがなんだか軽くなってしまっている。
肝腎の歌の使い方も今一つ。
児童虐待、東日本大震災、リーマンショックなど色々な要素を盛り込んでいるのはいいけれど、それが身についている感じがしない。
中島みゆきの「糸」をモチーフにして平成30年を男女四人の来し方行く末を縦糸横糸交えて描くわけだが、やたらと時代を前後するのを平成××年という具合にいちいち字幕を出して説明するもので、時の積み重ねがなんだか軽くなってしまっている。
肝腎の歌の使い方も今一つ。
児童虐待、東日本大震災、リーマンショックなど色々な要素を盛り込んでいるのはいいけれど、それが身についている感じがしない。
もっとも平成という時代そのものがいろんなことがあった割になんだか変わりばえしないせいもあるだろうが。
(地下鉄サリン事件も平成なのだが、かなり風化している、というかほとんどないことにされているものね)
日本にアジア人が働きに来るのではなく、日本から働きに行くのを当たり前のように描いているのは、もっと当たり前になるだろう。
(地下鉄サリン事件も平成なのだが、かなり風化している、というかほとんどないことにされているものね)
日本にアジア人が働きに来るのではなく、日本から働きに行くのを当たり前のように描いているのは、もっと当たり前になるだろう。
風景はきれい。