prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」

2024年02月14日 | 映画
平民出身で王侯貴族の間に入ってフランス革命で軟禁されいったんは釈放されるが結局ギロチンにかけられるという波瀾万丈の人生のはずだが、見た感じあまり波瀾万丈な感じはしない。一応野心家なのだが出世が目的というより王との出会いが逆に動機になったみたいな描き方。

ジョニー・デップがルイ15世という、太陽王ルイ14世とフランス革命の時のルイ16世の間にはさまっている王の役で、どこからこのキャスティングを考えたのだろう。柄からいって王様らしい感じはしないが、感じではないのが狙いだったのか。

ヒロインをやっているのが監督本人だと見た後に知った。