肉屋が過激なヴィーガンに引きずられる格好でヴィーガンのふりをして肉屋を襲撃するところから始まり、ヴィーガンを殺して肉にしてしまうブラックな展開を見せる。
相当にヴィーガンに対する悪意が丸出しで(原題はBarbaque)、逆に言うとそれだけ肉食が身近な文化圏の話で、そこまで日本ではなじみがないせいか見ていてブラックさにひきつるようなところがある。
ちょっと捕鯨禁止になって失業した漁師が観光客を殺しまくる「レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカ―」みたい。
生活がかかっているわけでもない人間が何だ偉そうに、という感情ね。