マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

赤ずきん

2011年06月23日 | 映画
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今日のフォト。 天王寺。
早ッ! もう明日から夏のバーゲン。









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今日のフォト。
映画、「赤ずきん」の予告編。









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「赤ずきん」を観て来ました。









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今から何百年も前、ヨーロッパの片隅で
赤いずきんをかぶった少女の伝説が生まれ
グリム童話、「赤ずきん」になった。



この映画は、「赤ずきん」のその後・・・の物語です。









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小さな村で、美しく成長したヴァレリ―(アマンダ・サイフリッド)は
幼なじみのピーターと恋に落ちる。









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貧しいピーターとの結婚に反対する母親は、裕福な家の息子
ヘンリーとの婚約を勝手に決めてしまう。









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「一緒に逃げよう」とピーター、「あなたさえいればいい」とヴァレリー。
彼女は、家も家族も、今までの人生、全てを捨てる決心をする。









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ところが村に、教会の鐘が鳴り響く。
オオカミが村人を襲ったという合図の鐘の音。



満月の夜に、オオカミに、生贄(いけにえ)を差し出すようになってからは
村の平和は保たれていた。









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それなのにその協定は破られ、殺されたのは、ヴァレリーの姉だった。
怒った村人たちはオオカミ退治に出かけた。



オオカミの首を持ち帰った村人たちに、ソロモン神父が言う。
犯人は、満月の夜にだけオオカミに変わる「人狼」だと。









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そしてソロモン神父は、「オオカミはここにいる。君たちの隣人か、親友か、妻かもしれない。
村を閉鎖せよ。オオカミを殺すまで、誰も逃がすな。」と命令する。









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今宵は13年に1度の赤い惑星と月が並ぶ夜。
血のように赤い月の下、「人狼」は現れた。



そしてヴァレリ―に話しかけた。
「俺はお前をよく知っている。 一緒に来い。」・・・と。









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人狼は、いったい誰なのか?



人狼らしい人物は、何人かいて、終盤は、いったい誰だろうと
思いながら映画を観るのですが・・・。









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けれど、結局は、観客のほとんどが外れだっただろうと思うような
とても意外な人物が、「人狼」でした。









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それから、グリム童話の「赤ずきん」の物語の中にでてくる
「おばあちゃんの耳はどうしてそんなに大きいの?」
「おばあちゃんに目は、どうして・・・・おばあちゃんの口は、どうして・・・」という
有名なセリフも入っています。



そして人狼をつかまえたヴァレリ―は、人狼のお腹に石ころを詰めて
糸で縫い合わせて、湖に沈めるシーンもあります。









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ドイツの深い森の中にある名も無き村。



全ての映像の色彩が抑えられ、暗く沈んだ風景の中で
ヴァレリ―の着る、血の色とも取れる赤いマントが、実に印象的。



血の色に魅了された観客の心は、
美しいホラーサスペンスの世界へと、引きずり込まれてゆく。









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ヴァレリ―が、選んだ恋人と、深紅のマントの裾を ウエディングドレスの裾のように
長く引きずりながら旅立つ姿は、詩情あふれる美しいシーンです。









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エンドロールの後にも、意外なシーンが待っていますから
映画は、どうか最後の最後まで、席を立たずに観てくださいね。



















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