今日のフォト。(奈良県大和郡山市・矢田寺にて)
並んだ・・・並んだ・・・。 お地蔵さまも紫陽花も。(笑)
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季節は巡り・・・まもなく6月も終わる。
今年は、紫陽花をまだ1枚もアップしていませんでした。(棚田にあったって?笑)
美しい紫陽花に向き合って撮った写真を アップしなきゃ、私の6月は終わらない。
雨の季節に、最も美しく咲く紫陽花。 大好きな紫陽花。
矢田寺は、三脚使用不可。
「紫陽花と本堂」
関西屈指の「あじさい寺」と呼ばれる矢田寺は
正式名を「金剛山寺(こんごうせんじ)」と言います。
「参道の石段」
矢田寺への長い石段が延々と続く。
石段を上がりながら振り向くと、奈良の市街地が眼下に広がる。
上がるにつれて、眺望が開けて来るから、後ろ向きにあがりたいくらい。
この石段は200段もあるが、眺めの良さに、上る苦労を忘れる。
「紫陽花と本堂」
60種、1万株の紫陽花が、7500坪の境内を埋め尽くす。
矢田寺の最も美しい花の季節は、6月である。
「紫陽花と本堂」
矢田寺に紫陽花を植え始めたのは、今から約40年前。
境内にあった、たった1本の紫陽花を増やしていったらしい。
矢田寺は、平安時代に、地蔵菩薩の信仰が盛んになり、境内のいたるところに
穏やかな表情の地蔵が立ち、「矢田のお地蔵さん」と信仰を集めている。
「紫陽花と味噌なめ地蔵」
境内にあるたくさんのお地蔵さんの中に、1つだけ大人の背丈ほどある
「味噌なめ地蔵」があり、これは鎌倉時代後期の作。
村人がこの地蔵の口元に味噌を塗ったところ、味がよくなったという
愉快な言い伝えも残っている。
花の丸い形は、地蔵菩薩が手に持つ宝珠に例えられ
花の色が変化する様子は、仏教の「無常」にも通じるという。
「紫陽花と御影堂」
六月・・・・
丘陵に広がる紫陽花は、雨をくぐる度に、つぼみが膨らみ
やがて満開となり、矢田の舞台で、七色を操(あやつ)る。
「紫陽花と本堂」
昔から「七変化」と呼ばれる紫陽花。
恵みの雨を受け、日ごと色を変えてゆく紫陽花は
日本の侘びた風景にこそ、よく似合う花である。
明日は、紫陽花のメルヘンチックな マクロの世界をお届けします。
お楽しみくださいませ。