阪堺電車 （大和川にて２２）

今日のフォト。　
晴明丘中央公園（北畠）の桜。　黄金糖塗装の阪堺電車が通過。












住吉大社・吉祥殿の桜。



桜満開の沿線をチンチン電車が走る。
正に、春爛漫。









　　 　　 　 　　 　 　　 　









昨年の１１月３日から撮り始めた、夜明けの大和川での撮影ブログも
今日で最後となりました。



４月１３日（金）の日の出が、１番電車（午前５時２９分）と同じ時刻となり
もうドラマチックな撮影も無理ということで、取りあえず終止符を打ちました。



半年間、自己陶酔しながら、しつこいほどに更新する大和川の写真に（笑）
お付き合いくださって、本当にありがとうございました。



尚、撮影は、移動が多いため、最近は全て手持ちで撮っています。












４月８日（日）　午前５時０１分５１秒。　大和川全景。



４月８日の最低気温　２．９度。　　日の出　午前５時３６分。



４月８日、この日、朝の大和川での撮影回数が、「５０回」と、なりました。
私にとって、記念すべき日でもあります。












午前５時０４分３３秒。



その記念すべき日のご褒美か。
前夜（４月７日）の満月が、まだ西の空に輝いていた。












午前５時０８分４４秒。



美しい満月と、電車をコラボさせて撮ろう。
４月８日の月の入りは午前６時０８分、１番電車は５時２９分。












午前５時１０分１１秒。



東の空は、朝焼けが始まった。












午前５時２６分５９秒。



大和橋の上にいた私は、そこから右岸へと行き、堤防の上に立った。
河川敷まで下りると、構える位置が低くなって、阪堺電車の胴体の部分が見え辛くなる。



西の空を見上げると、ブルーモーメント。












午前５時２８分２９秒。



青い世界を私の大好きな「黄金糖塗装」が走って行く。
写真の出来栄えは別として、感無量。












午前５時４５分４４秒。



ここで朝焼けを背にして、西を向いて、月と２番電車を撮ろうかどうか、迷った。
けれど満月だから、もう１枚撮ろうと思った。



あいにくの旧塗装、モ１６１形１６４号。　目立たない色。
岡崎屋質店（ブルー＆黄色）や、キーフェル（オレンジ）塗装の電車が来てほしかった。












右岸から左岸へ行く途中、大和橋の上から右岸の河川敷を見ると
２つの三脚を立てて、阪堺電車を撮っている人がいた。



右岸の堤防の上からも見えました。　１番電車からスタンバイ。
「朝陽とコラボさせるなら、右岸ではだめですよ」と、言いたかったけれど・・・。（笑）












午前５時５１分４８秒。



急いで左岸に来たけれど、もう朝陽は昇っていた。












午前５時５６分１１秒。



浜寺駅前行きの下り電車が通過。












午前５時５６分１２秒。



同じ下り電車をもう１枚。　シルエットが好き。












三脚２台のカメラマンも、東を向いて撮っています。



太陽は、絶対に外れていると思うのだけれど・・・。
三脚固定すると、なかなか移動できない。












右岸の河川敷をウオーキングするご夫婦。












この方も、右岸の河川敷をウオーキング。












午前６時１３分４３秒。



この日は日曜日。　休日ダイヤの６時台は１本少ない。
そんなことも待つ身となれば、貴重な１本。



大和川の美しい水面を撮る。












午前６時２９分０１秒。



この場所に立ち、青い空を見上げながら、次はブルーの電車だけは
絶対に来てほしくないと思ったら、ブルーの「恵幸商事塗装」の電車。（笑）












この日も、リュウくんとおじさんにお会いしました。
朝陽に照らされて・・・。












猫ちゃんとも仲良くなりました。　
朝陽を浴びて、気持ちよさそうに毛づくろい。












午前６時５１分４９秒。



浜寺駅前行きの下り電車が通過。









　　 　　 　 　　 　 　　 　












４月９日（月）　午前４時５７分１５秒。　大和川全景。



４月９日の最低気温　７．５度。　　日の出　午前５時３４分。












午前５時０１分３３秒。



前夜（４月８日）の十六夜の月が、まだ沈まずに西の空にいた。












午前５時１９分４８秒。



この日も１番電車を月とコラボさせようと、右岸の堤防でスタンバイした。












午前５時２８分３９秒。



折角の１番電車を上手く撮れなくて・・・モチベーションも下がり・・・。












午前５時４４分５２秒。



急いで左岸の堤防まで来たら、ご来光。












午前５時４９分０５秒。



この美しい光景を見ると、気持ちが復活する。












午前５時５７分５２秒。



電車の塗装がわかるような露出にして、スタンバイ。　恵幸商事塗装通過。












この日も、リュウくんとおじさん。　おじさん、優しそう。












午前６時２４分４７秒。



下り電車が大和川駅を出発。



大和川駅到着寸前、正面の写真を撮ったのに
運転士が、マスクしていて、ボツにした。（マスク嫌い・（笑））









　　 　　 　 　　 　 　　 　












４月１０日（火）　　午前４時４８分１８秒。　大和川全景。



４月１０日の最低気温　１１．３度。　　日の出　午前５時３３分。



翌日（４月１１日）は、雨との予報。　この日は京都へお花見に行く日でしたが
京都へ行く前に、朝の大和川撮影に、行ってきました。



４月１０日が、私にとって、「朝の大和川撮り納め」です。












午前５時０３分００秒。



このマンションも撮り納め。












午前５時０４分４６秒。



右岸にある阪堺電車の踏切り。



踏切りの警報器が鳴り始めると、ドキドキしながらスタンバイした。
今でも、この踏切りが鳴り、ドキドキしている夢を見ることがある。












午前５時０８分１１秒。



前夜（４月９日）の 「立待月（たちまちづき）」が、まだ西の空で輝いていた。
４月１０日の月の入りは、午前７時５０分。












午前５時に大和川に着いて、５時２９分の１番電車までの３０分間。
この橋の欄干で、ホットコーヒーを飲みながら、常に露出や構図を考えていた。



寒い朝、ここで飲むコーヒーに、元気と暖をもらった。　正に、夜明けのコーヒーです。












午前５時２２分３３秒。



１番電車が通過する前に、東の空がもうこんなに明るくなってきた。












午前５時２８分３８秒。



１番電車通過時にワクワクした、信号機が織りなす光のマジックも
電車の窓から漏れる　光の映り込みも、川面から消えた。












午前５時４６分４８秒。



春霞で、優しい色合いの太陽。












午前５時４８分０８秒。



朝陽は、いろんな色で私を楽しませてくれた。












午前５時４５分５７秒



なんて上品な構図。
あのテカテカ感もなく、朝の静寂を表現するに相応しい色合いの１枚。












午前５時４５分５８秒。



僅かに見える運転士のシルエットに、敬意を表してもう１枚。
モ１６１形１７２号、昭和６年製造の現役車両。












午前５時５６分５７秒。



浜寺駅前行きの下り電車。　　大和川撮り納めの 「ラスト１本」



何度撮っても「究極の１枚」は撮れず
けれど・・・　何度撮っても、全ての写真に陶酔して、鳥肌が立った。












大和川を毎朝お掃除してくださっているおじさん。
頭が下がります。　ありがとうございます。　お元気で。












リュウくんとおじさん、たくさん写真を撮らせていただいて、ありがとうございました。
写真プリントできたら、朝の大和川へお持ちします。　待っていてください。












お世話になった大和川駅。　上り電車のホームです。












ここで人々は電車を待つ。












そしてチンチン電車に乗って、会社や学校へと通う。












チンチン電車が大和川の鉄橋を通過。　私の好きなモ１６１形。



この鉄橋で、たくさんのドラマチックな写真が生まれました。
そしてとても写真の勉強になりました。　












どこを見ても絵になる、朝の大和川。












夏至が過ぎて、少し日の出が遅くなったら、また朝の大和川で撮影したいと思っています。












半年間、毎度お馴染みの写真を見てくださって、ありがとうございました。












神ノ木の桜。（大阪市住吉区）



桜満開の中を今日も、チンチン電車が走っています。
もう少しだけ、桜散らずにいてほしいと思います。