マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

啓蟄

2018年03月06日 | 



今日のフォト。 プランターに植えた球根が、顔を出しました。
やっと会えたね。 嬉しいよ。


3月6日は、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」
啓蟄とは、土の中で冬ごもりをしていた生き物たちが、目覚め始めること。


生き物たちは顔を出すと、久しぶりに感じる爽やかな風と
麗らかな春の光の中で、イキイキとしています。






            









昨年の暮れ、いたち球根事件以来、ネットを掛けて越冬させました。
植えたムスカリの球根をイタチに掘り起こされて、食べられたのです。









3ヶ月ぶりにネットを外しました。
どのプランターも、芽が出ています。 花が咲くのが待ち遠しい。









3月、長居植物園のお花のタペストリーは、ひな祭り仕様でした。









2週間前の「雨水」には、黄色く丸いつぼみだったサンシュユが
満開の花を咲かせていました。









2週間前の「雨水」には、葉っぱのお布団の下に
かくれんぼしていたムスカリが、お布団を蹴飛ばして、顔を出して来ました。









フリソデヤナギが春の曲に合わせて、ダンスダンスダンス。









七十二候=啓蟄初候。 「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」


土の中で冬眠をしていた虫たちが、暖かい春の日差しの下に出て来る。
虫と書きますが、冬眠から目覚める全ての生きもののことです。









七十二候=啓蟄次候。 「桃始笑(ももはじめてさく)」


桃のつぼみが開き、花が咲き始める頃。
咲くという言葉を「笑う」と表現します。
ゆっくりと開いていく桃の花は、微笑んでいるように見えます。









七十二候=啓蟄末候。 「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」


厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わります。
菜虫とは、大根や蕪の葉につく、青虫のことを言います。









1ヶ月前の立春、長居植物園に「安来節のおっちゃん」を探しに行った時
ようやく見つけた、夫婦ホトケノザ(2輪だけ)だったけれど
啓蟄の今は、「あら、えっさっさ~」の群舞でした。









生まれたてのぺんぺん草(ナズナ)を見っけ。 花期は、2月~6月。
そのうち両手に三味線のバチを持って、ぺんぺん鳴らすだろう。









2週間前の「雨水」には、見つけられなかったオオイヌフグリ。
啓蟄の今は、足元に星屑がこぼれ落ちたように広がっていました。


3月6日は、二十四節気の「啓蟄」
花も虫も動き出す。 生きるもの全てが動き出す。
私たちも毎日、春が来たと感じながら過ごす、幸せな日々。






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