マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

大阪天満宮・終天神

2024年12月27日 | イベント・行事

 

今日のフォト。

2024年12月25日、大阪天満宮の

終天神(しまいてんじん)に、行ってきました。

 

毎月25日は、天神さまの縁日で

12月25日は、年内最後の縁日

「終天神」と言うそうです。

 

10時から「湯立神事」が始まりました。

とても厳かな神事です。

 

 

 

            

 

 

 

 

境内には今年1年分の絵馬が、積み上げられています。

絵馬は、これだけではありません。

まだまだ、トラック2台分もあるそうです。

 

 

 

 

 

「湯立神事」のお道具が、並べられています。

 

 

 

 

 

先ずは、神職さんがお参りして

湯立の斎場をお祓いし、お浄めをします。

 

 

 

 

 

白装束に身を包んだ巫女さんが

大釜の前に、ひざまずき一礼。

 

大幣(おおぬさ)と鈴で、舞を披露。

その姿は清らかで美しく

まるで鶴の舞のようでした。

 

 

 

 

 

先ずはお浄めの塩、そして米、お神酒を

大釜の中の熱湯に入れました。

 

 

 

 

 

入れ終わると、大幣で大釜をかき回し

大幣の先を一振りして、お湯を飛ばします。

 

5つの大釜から、木桶にお湯を汲み

神職さんに手渡します。

 

 

 

 

神職さんは、それを本殿にお供えします。

 

 

 

 

 

太陽の光が最も弱まり、全ての生命力が

衰えるこの季節に、お湯を立て

神さまに献上して、自らもお湯を浴び

無病息災、吉兆、五穀豊穣を願う。

 

巫女さんが、大釜の中に笹を入れて。

 

 

 

 

 

お湯を含ませ、激しく振ります。

 

 

 

 

 

雫は、参拝者の方にも飛んできます。

5つの大釜、それぞれに行われます。

 

 

 

 

 

寒さの中で、行われる神事。

次第に巫女さんのお顔に、紅がさしてきます。

 

 

 

 

水飛沫(みずしぶき)

浴びて吉兆

授かりて

歳晩の候

終天神

 

 

 

 

雪が降って来たのではありません。

湯気と雫の中にいる巫女さんは

神がかり、厳粛な気持ちになります。

 

 

 

 

「湯立神事」は、無事に終わりました。

巫女さんは、笹に一礼して。

 

 

 

 

 

大釜の上に、笹を置きました。

 

 

 

 

 

合掌すると、巫女さんは

衣を掛けてもらい、帰って行きました。

 

 

 

 

 

大阪天満宮の表大門の上には

十二支の方位盤があります。

今年の干支と、来年の干支。

 

 

 

 

絵馬のお焚き上げは、終天神の日に行われます。

 

今年1年間に奉納された絵馬の四隅に

神職さんが御神火を点火します。

火はまたたく間に、燃え広がります。

 

 

 

 

大阪天満宮・表大門に

大きなしめ縄が、掛けられました。

 

大阪天満宮には「梅」のマークがいっぱい。

ここに来ると、ここで保護した

愛猫・梅ちゃんのことを思い出します。

 

 

 

 

 

終天神は、水(湯)と火の神事。

絵馬に込められた願いが叶い

天へと昇ってゆく。

 

 

 


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