文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

祝! Mine秋吉台ジオパーク認定

2015-09-19 21:46:52 | 旅行:山口県
 8月22日付の記事で、美祢市が、「Mine秋吉台ジオパーク」の認定に向けて力を入れていることを書いたが、9月4日に新規日本ジオパークとして認定されたとのことだ。地元出身者として、遅ればせながら、お祝いを言いたい。

 ただ、同日の記事にも書いたように、問題はこれから、これを活かして、どのような街づくりをしていくかということだ。秋吉台、秋芳洞は以前から国定公園で、いまさらジオパークに認定されなくても、そこそこの知名度はある。それが、ただ、新たに、ジオパークに認定されたというだけで、観光客が増えるとは思えないのだ。美祢ならではのグルメもないし、宿泊施設も少ないといった課題も多い。これらをひとつひとつ解決しながら、どのように街を発展させていくのか、市民と一体になって、明確な青写真を作っていかなくてはならないだろう。

 
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亀山公園

2015-09-19 08:19:24 | 旅行:山口県





 ここは、「サビエルの塔」の向かいにある「亀山公園」の山頂広場。この名前の付いた公園は、日本のあちこちにあるようだが、山口市の亀山公園は、この山頂広場と、県立図書館に隣接している「ふれあい広場(新亀山公園)」に分かれているのが特徴だ。





 この像は、明治維新期に毛利藩の殿様だった毛利敬親。家臣の提言に、あまり異議を唱えず「そうせい」と言うのが常だったことから「そうせい候」とも呼ばれ、以前はあまり評価されてこなかったが、実は名君だったという話もある。例えばサラリーマンで、部長がいつも部下の提案にいちゃもんをつけてばかりの部署と、重要な部分以外は部下に任せてくれる部署では、どちらがモチベーションが高くなり、業績が上がるか考えてみるといい。




 この公園からは、山口市内が一望できる。小さな街とはいえ、一応県庁所在地なので、それなりに家は建っている。
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サビエルの塔

2015-09-19 06:48:27 | 旅行:山口県


 写真は、先般所用で山口市に行った際に、時間があったので立ち寄った「サビエルの塔」。正式には、「山口サビエル記念聖堂」というカトリックの聖堂だ。サビエルというのは、日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルのこと。山口県では、濁らずに「サビエル」ということも多く、高校も山陽小野田市に、「サビエル高校」という学校がある。実は、1991年(平成3)に一度消失しており、現在の塔は、1998年(平成10)の再建である。実は以前の塔は、このようなモダンな感じではなく、古風な雰囲気があって、市民からも親しまれていた。現在の形で再建されると分かった際には、かなりの議論を呼んだものだ。しかし、再建から20年近く過ぎ、最近では、すっかり山口市のランドマークとして、風景になじんでいる。




 ところで、この建物の1階部分は、「クリスチャン記念館」になっている。せっかくだから見学していこうと思ったのだが、残念なことに、その日は閉まっていた。

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美祢市のコミュニティバス あんもないと号

2015-09-18 10:12:07 | 旅行:山口県


 上の写真は、美祢市のコミュニティバス、「あんもないと号」。運行は、船木鉄道というバス会社に委託されている。なぜ、バス会社なのに「鉄道」の名前が付いているかというと、この会社は、1961年までは鉄道路線を持っていたからだ。

 撮影したのは、美祢市秋芳町の秋吉のバスの駅前。美祢市は、バスの便がそれほど良くないので、コミュニティバスも走っている。「あんもないと」というのは、美祢市でたくさん採れるいろいろな化石を象徴したものだろう。

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稲川風景

2015-09-17 11:20:27 | 旅行:山口県


 これは、秋芳洞の方から流れてくる、厚東川支流「稲川」の風景。もう少し先の方で、本流の厚東川と合流する。この間見たときは、あまり流れがなく、水がよどんだ感じだったが、この時は、ある程度の流れがあった。橋の上から魚影を探したが、確認できなかった。




 その代わり、流れの中を鴨が泳いでいるのを見つけた。写真に写っているのともう一羽の合計2羽が、のんびりと水に浮かんでいる。昔は、この辺りで、鴨なんか見かけたことはなかったのだが、いったいどこからやって来たのだろう。




 周囲の田んぼも、大分黄色くなってきており、もう少しで収穫の時期だ。

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自住禅寺

2015-09-16 20:48:21 | 旅行:山口県






 写真は、美祢市秋芳町秋吉にある自住禅寺。寿円禅師が延元2年(1337)に開いたという、曹洞宗の寺である。寿円禅師は、この地区が干ばつで苦しんでいたとき、秋芳洞に入って雨ごいをし、雨が降ると、秋芳洞から流れる水に身を投げたそうだ。秋吉台、秋芳洞は有名な観光地だが、さすがに、この辺りまで足を延ばす観光客はまずおらず、寺は、集落の中にひっそりとたたずんでいる。

 なお禅師の遺灰で作った像(山口県指定文化財)が秋芳洞入口近くの開山堂に安置されているとのことなので、訪れた際には、忘れずに見てきて欲しい。
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岩国駅前のミスドで昼食

2015-08-24 07:20:16 | 旅行:山口県


 帰りも広島まで在来に乗り、岩国で遅い昼食をとるために途中下車する。何か変わったものをと歩き回ったが、近くには見当たらなかったので、結局、駅前のミスドに入った。

 ミスドというとドーナツだけかと思っていたのだが、最近はメニューが豊富になっているようで、色々なものが食べられるようになっていた。 







 注文したのが、「柚子涼風麺のミスター肉まんセット」、610円。内容は、麺と肉まんと飲み物。飲み物として頼んだのはほっとコーヒーだが、お変わり自由だったようだ。

 麺は、ほのかに柚子の香る酸味のあるスープが食欲を増して、暑い季節にはちょうど良い。

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美祢駅周辺

2015-08-23 07:00:11 | 旅行:山口県
 久しぶりにこの辺りに来たので、美祢駅の周辺を少し歩いてみる。



 この通りをずっと行くと、通っていた高校に繋がる。確か、昔は、この通りにも、店が並んでいたような記憶があるが、ご覧のとおり、当時の面影は微塵もない。この通りと、大通りと2件本屋があり、そこで大学受験の参考書なども買っていたのだが、現在はどちらも無くなっていた。ネットで調べると、もうこの辺りは書店はないようだ。かって、当時の鳥取県知事が、ニューズウィークだったかタイムだったか忘れたが、県内で買えないのは鳥取だけだと言っていた覚えがあるが、この辺りはそれ以前に書店自体がない。なんとかしないと、田舎はどんどん不便になっていく。



 向こうに見えるのは、中国電力の大嶺変電所。確かここも大昔には人がいたような覚えがある。もちろん、かなり前から無人になっている。このそばの道を少し行くと、かっては映画館もあった。こちらも大昔に閉館してしまい、今は面影もない。




 探索しているうちに、列車の時間が来た。何しろローカル線のこと。ひとつ逃すと、次までかなり待たなくてはならない。ということで、この列車に乗る。

 住んでる人間はどんどん少なくなっていっているのに、不思議に国際色は豊かになっているようだ。駅の待合に若いカップルがいたが、しゃべっているのは中国語だったし、厚狭で乗り継いだ列車には、外国人の一家が乗ってきた。驚いたのは、10歳くらいの女の子。ものすごく可愛くて、将来はとんでもない美人になりそうだというくらいの美貌だったのだが、なんと下唇にピアス。日本では、10歳くらいの少女が下唇ピアスというのは考えにくい。やはり、文化が大分違うようだ。



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JR美祢駅

2015-08-22 12:27:05 | 旅行:山口県


 ここは、山陽本線厚狭駅から、山陰本線長門市駅を結ぶ、JR美祢線の真ん中に位置する美祢駅。美祢線は単線だが、一応幹線扱いとなっている。この駅も、ローカル駅ながら、有人駅でもある。




 美祢市は、これまで述べてきたように、「化石の街」である。駅の入り口のところにも、やっぱり化石が。




 10年ぶりくらいで、駅に寄ったが、いつのまにか建物内に、「MINEにぎわいステーション」というものができていた。現在美祢市は、「MINE秋吉台ジオパーク」の認定に向けて色々な活動をしている。町おこしの一環としてやっていることは理解できるが、現在国定公園でもある秋吉台がジオパークに認定されて、どのくらいの集客効果があるのだろうか。例えジオパークに選定されたとしても、それだけで満足してはいけない。その後、どうやっていくかの戦略が大事なのだ。

 おそらく、「MINE」というのは「美祢市」(「みねし」である。時々「みやし」と言われたり、漢字で「美弥市」と書かれてがっかりする)と「鉱山を表す英語の「MINE」をかけているのだろう。なぜなら、美祢市は鉱山の街であった。現在でも石灰石は採掘されているが、かっては日本唯一の無煙炭の産地として栄えていた歴史もある。その昔は、奈良の大仏に銅を供給した長登銅山もあるのだ。こういった鉱山を整備して、ネットワークにして、現在稼働しているセメント工場や大理石加工場などと連携して、観光客を誘致してはどうだろうか。

 また、美祢市では、化石採集のイベントをやっているようだ。これなど夏休みに大々的にやれば、市外だけではなく県外から参加者を呼べるのではないか。しかし、いかんせん知名度が低すぎる。

 美祢市に致命的なのは、宿泊施設が非常に少ないということだろう。これは、泊まっても、なにか見たり、体験したりしようとすることがないことの裏返しでもある。しかし、前記の化石採集や、旧秋芳町の梨(これはかなり有名なブランド梨である)を利用したイベントなど、魅力ある催しは、考えればいくらでも出てきそうだ。

 このほかにも、旧秋芳町の弁天池の鱒、旧美東町のサファリパークなど、観光資源はいくらでもある。しかし、これらも知名度はまだまだである。どのようにして知名度を上げていくか。これが、美祢の街づくりの最初のステップだろう。

 そして、美祢市最大の財産である秋吉台、秋芳洞。ここも十分に活かしきれているとは言い難い。あの雄大な風景は、国定公園、ジオパークとは言わず、「世界自然遺産」でもおかしくはない。そして、前述の大嶺炭鉱も「世界産業遺産」となってもいいくらいだ。いっそ、世界遺産認定のための運動をぶち上げてはどうだろうか。かなり話題性はあると思うが。

 上にも述べたが、まずは知名度を上げることだ。そのために、市役所も市民も一体になって、知恵を絞っていく必要があるだろう。

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厚狭川近辺

2015-08-22 10:51:13 | 旅行:山口県


 美祢市を流れる川は厚狭川という2級河川だ。JR美祢線に沿うようにして、山陽小野田市を通過し、周防灘にそそいでいる。この写真は、美祢市役所の裏の方にある親水広場風景。人口が少ないせいか、暑かったせいか、人がまったく見当たらなかったのは少し寂しい。美祢市に来たら、ぜひここで水に親しんでほしいものだ。




 これが、厚狭川改修記念碑。由来は、写真を拡大しても読み取れなかったが、何年か前にあった大水の関係か?




 厚狭川は、ここで二つの流れが合流しており、こちらはたぶん支流になるのだろうが、両岸は、桜が植えてある。今は夏なので葉が茂っているが、春になったら、さぞかし綺麗だろう。

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