昨日、今日と、放送大学広島学習センターで面接授業を受けていた。科目は、「環境と化学」。しかし、やはり2日間ずっとというのは疲れる。内容は大まかに言えば、地球環境全般的な事から、具体的な環境問題についてを概括的にやったというような感じだ。
一番記憶に残ったのは、「偏在」と「普在の法則」というキーワード。「偏在」とは、元素は、一般的に、偏って存在するということ。例えば、宇宙に存在する元素の99.87%は、水素とヘリウムであり、地球の78%程度は鉄と酸素とケイ素でできているというようなことである。
そして、「普存の法則」とは、すべてのものは、例えわずかでも、あらゆる元素を含んでいるというものだ。もちろん証明されたものではないが、ほぼ正しいと思われているようだ。実際にそれが検出されるかどうかは、測定精度によるので、測定精度が無限に良くなると仮定すれば、すべての元素が検出されるということである。
だから、よくマスコミで、○○が検出されたといって騒いでいるが、「普存の法則」から言えば検出されるのは当たり前であり、問題は濃度がどのくらいかということなのである。くれぐれも、マスコミに煽られないように用心しなくてはならないだろう。
ところで、控室に、先般のフラ夫さんのブログで触れられていた、「心理学検定」のパンフレットが置いてあった。試験日は8月22日(日)ということだ。心理学は専門外だが、放送大学でも何単位か取っており、全くの無関係というわけでもない。最近、あまり資格試験を受けていないので、どうしようかな。
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