曇り、28度、82%
消しゴムスタンプを作っていたのは、こんなにパソコンでいろんな印刷ができなかったころです。消しゴムに図柄を写して、彫刻刀で削るだけですが、芋判と違っていつまでも取って置くことができます。昨日、机の周りを整理しているとき、久しぶりにはこの蓋を取りました。
この二つは、封筒の閉め口に押していました。左は、香港の風景のつもりです。でも、もっとたくさんの高いビルが今ではいっぱいです。
夏は青かえで、秋はもみじで赤にして、はがきによく押しました。
レター紙のヘッドにこのスタンプを続けてたくさん押します。たくさんの子供が手をつないだようになって、大好評でした。このスタンプは、プレゼントにたくさん彫りました。
パソコン、プリンターの普及で、簡単にオリジナルのシールやレター紙が作れるようになりました。この消しゴムスタンプを彫っていた頃、こんな時代が来るとは思ってもいませんでした。といってもまだ、20年も経っていないはずです。
へたくそなスタンプでも自分で作ったものは、とっても大切です。つける顔料によっては、布にスタンプを押すこともできます。文字は、逆さまに彫らなくてはなりません。トレーシングペーパーを使って写すと簡単に写せます。
久しぶりに、お手紙を書いて、このスタンプたちを使いましょう。