雨、27度、97%
カトラリーというと、テーブルの上で使うフォークやナイフを言うのかとと思っていたら、キッチンで使う包丁も指すのだと、ある本にありました。私たち日本人は、お箸があるのでカトラリーにお世話にならなくても十分やって行けます。
香港人、中国人は、お箸とレンゲを使ってうまく料理を食べます。東南アジアの人たちを見ていると、スプーンとフォークです。スプーンをナイフ代わりに使っています。お隣の韓国では、スッカラとお箸。スプーンの占める割合は大きいですね。私は、やはりスプーンが好きです。お箸で取りこぼす物も、スプーンならうまく口に持って行けます。きっと、お箸がうまく使えないのでしょう。
この象牙でできたスプーンは、ティースプーンの大きさです。一つ一つ表情が違います。お茶のときに使いません。かといって、口にあたる部分が何となく長いため、アイスクリームにも使いません。とっても好きなのに、出番がジャムのとき、蜂蜜のときに限られています。
柄の部分も、手彫りの模様があります。香港、金鐘に西武デパートがやってきたとき、インテリア用品の売り場で求めました。どこで作られたのか、今でも解りません。インドかしら?ベトナムかしら?知らない分、想像しています。
日本の西武デパートから、香港の会社がマネージメントする西武デパートに変わりました。そして、先月西武デパートは閉店しました。西武デパートが、元気だったころを懐かしく思います。