曇り、29度、87%、シグナル1
今月の6日は、旧の5月5日、端午節でした。端午節の前から、街では笹、蓮の葉に包まれたちまきが売られます。甘いもの、肉が入ったもの様々です。ところが香港は、飲茶で蓮に包まれたちまきは一年中あります。中は餅米、普通のうるち米どちらもあり、鳥ご飯のような感じです。飲茶のちまきは蒸してありますが、端午節のちまきは、ゆでて作るせいか、べったとしています。
我が家の蓮ちまきは、飲茶タイプです。この中華ちまき私がはじめて作ったのは、息子がまだ幼稚園のころでした。日本に住んでいたころです。蓮の葉っぱは、横浜の中華街に買いに行きました。確かな金額は覚えていませんが、蓮の葉がずいぶん高かったと思います。今、香港では一枚80円ぐらいです。
この葉一枚で一つ作ります。餅米にチャーシュー、椎茸、貝柱、干しえび、ぎんなん、うずらのたまごを具にしてみました。栗や百合ねを入れてもいいですね。材料を全部炒めます。そして、蓮には包まず、蒸し上げます。もう一度、葉っぱに包んで蒸します。葉っぱに包まなくても、中華のおこわとして十分においしいのですが、この蓮の葉を開くときの、いい香りをいつも楽しみにしています。
人がたくさん集まるときには、よく作ります。夏場は、ショウガを利かせて、薄味にするとたくさん食べられます。
息子の運動会のお弁当には必ず作りました。息子が中学のとき、もうちまきはいらない。と言ったぐらい毎年作っていました。そういわれても、他の人が待っていてくださったので、結局、その運動会のときも作るはめになりました。