雨、29度、81%
我が家から、世界一長いエスカレーターを使わずに、西よりの坂をセントラルに向かっております。途中に、猫専門の医院があります。その名も、nine lives'.猫は、9つの命を持っているという、西洋のことわざからきたものです。確かではないのですが、猫は9つの命を持って、女は9つの人生を持つ。と、いうのが全文のように記憶しています。どうも、洋の東西を問わず女性と猫は執念深く思われているようです。
前を通るたび、用もないのに入って、看護婦さんに頼んで猫を触らせてもらいます。この階段に寝ている猫は、私が入るとずっとそばにいて、うまく写真が撮れません。そこで、外からパチリ。
もう一匹、この猫さんはいつもおっとりと休んでいます。お二人とも患者さんではありません。猫専門の医院というのも珍しく、道行く人が立ち止まってみて行きます。
我が家の近くにある動物病院のように、いつも患者がいてにぎわっている訳ではありません。どちらかというと、いつもガラガラです。猫を飼っている友人に聞いたところによれば、猫の透析をしてくれる、香港では数少ない病院だそうです。犬も、猫も、今や人間と同じ病気を持つようになりました。場所柄、家賃が大変だろうと心配です。
この二匹の猫さん、貫禄十分ですが、実はまだ子猫のときから知っています。この医院が続いてくれることを祈って。