晴れ、18度 福岡
ひと月前に買ってもらっためがね、細かい目の麻布を使ったデンマークのクロスステッチを刺すときしかかけません。外にも持って出ません。だから、めがね屋さんからもらっためがねケースに入れたままでした。でも、刺繍の糸の横にあるめがねケース目に入るだびに、なんだかイヤーな気がします。
決して、悪い形じゃありません。しっくりこない、そんな感じです。オミノが刺されたエンリー ベグリンの革のもの、めがね用に作られたものではないのですが、こちらに入れ替えました。エンリー ベグリンのお店では、ペンケースとして売られています。
この人の形、オミノです。
エンリー ベグリンのバックを使いはじめてのは、15年以上前です。手縫いのものです。まだ、バニーズニューヨークにしか売っていませんでした。香港では、ジョイスやレンクロフォードがたまに入れます。ところが、最近の中国本土に目を向けた香港市場、エンリー ベグリンなんか誰も目を向けません。私も、日本に帰ったときしか買えません。持っているハンドバック90%がエンリー ベグリンのものです。バックだけではありません。バックに入っている革の小物は、全部エンリー ベグリンのものです。皮をなめす、染める、手で縫い上げる、エンリーベグリンの革のものは、温かな感触があります。永年使っているオーガナイザー、財布、バックは、ほんとにいい艶を放っています。
ビックブランドのバックを持ったことがありません、なんだか、自分に馴染まないように思います。