チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

今年もまた、月餅

2011年09月03日 | 日々のこと

雨、26度、95%

 12日は中秋の名月です。そして、満月を象ったと言われる月餅。中国発祥の有名な菓子です。この菓子を食べながら、ゆっくりと月見を楽しむ、いい風情ですね。

 月餅、日本でおなじみなのは、中村屋の月餅。確かに小豆のあんのものもありますが、本場中国では、あんの数はたくさんです。一番ポピュラーなあんと言えば、蓮の実で作ったあんに、塩漬けの卵の黄身を、満月に見立て入れます。この、甘みと塩辛さの一体感が、たまらなく美味しいのです。

 香港にやってきた20年ほど前は、この時期、毎日あちこちのお店の月餅を買っては、食べ比べていました。かなりのカロリーで、一つでうな重ほどとも言われます。あんも、ナッツにハムを混ぜたもの、芋のあん、緑豆のあん。皮も、クッキーのような普通のものから、パイ地のようになった蘇州式のものまで、ほんとにたくさんの種類があります。

 15年ほど前、冷たくした柔らかな月餅が作られました。それから、カスタードクリームを固くしたあんの月餅が売り出されました。そして、今ではハーゲンダッツがアイスクリームの月餅を売っています。それこそ、月餅商戦です。

 月餅は贈答品に使われます。我が家に毎年忘れずに、届けてくださるのは、これ、

  ペニュンシュラホテルのカスタードを入れた月餅です。蓮の実に塩卵と違い、どんな人にも美味しいと食べていただけます。

 上にインボスされているのは、 ペニュンシュラホテルの中華レストラン スプリングムーンのキリンのマークです。

  中はご覧の通り、西洋人にも楽しんでもらえる美味しさです。中国では、お月見とウサギの間には、関係がないのですが、私は日本人、

  ウサギの絵の中国のお皿を使います。このペニュンシュラの月餅、直径4センチほど。いくつでもポイポイとお口に入ります。

コメント (4)
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