チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

魚の耳

2011年09月28日 | 自分ごと

 曇り、26度、79%、シグナル1

 台所の片隅に小さい瓶があります。私の大事な物が入っています。

 魚には、耳が見当たりません。でも、池の淵で手を叩くと、コイたちは集まってきます。それで不思議に思って、調べたのが、私が小学の5年のときでした。

 魚には、人間の内耳に相当する耳の器官があります。頭蓋骨の中に左右にある耳石と呼ばれる、骨のような物です。

  こちらは、タイの耳石です。流石に腐っても鯛と言われるだけあって、大きく固い耳石です。

  こちらは、ほかの魚たちの耳石です。耳石は、頭蓋骨の中に固定されています。そして、年輪のように細かいひだがあり、毎年このひだが足されて行きます。

 魚は、この耳石以外にも、体の両側に通った側線でも音を感じるのだそうです。

 今手元にある耳石は、香港の魚の物ですが、耳石を集めだして、もう40年以上経ちました。

 こうして、耳石のことなどを詳しく教えてくださった方がいます。内田恵太郎先生と言って、当時、九州大学の教授でした。岩波新書に「稚魚を求めて」などの著書があります。

 夏休みの自由課題に、魚の耳石を採り上げた私は、一面識もない内田先生にお電話をしました。そして、お宅に伺ってお話お聞くことができたのです。

 小学生の私にも解りやすく、魚の生態に付いて話してくださいました。もちろん、どうやって耳石を見つけるか、取り出し方まで教えて頂きました。

 それ以来、頭付きの魚を買うとこうして耳石を集めています。それにしても、夏休みとはいえ、小学生ごときに時間を割いてくださった、内田先生に感謝しています。穏やかな話し方、おっとりとした面長のお顔と、緊張して飲めなかった大好きなカルピスを思い出します。

コメント (2)
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